水島寒月さん
のうた一覧
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初夏に緑膨らむ御社の何処に在るや郭公を聞く
平成二十二年五月十五日
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郭公の決然啼くを見上げたりしばし自転車漕ぐ足を止め
平成二十二年五月十五日
4
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うす蒼く明けゆく空の下にゐてもだもだし居り心疲れて
平成二十二年五月十四日
2
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長きもの終には我れを巻くならんさりとて世捨て人ともならじ
平成二十二年五月十四日
4
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哲学の字は大袈裟と思いつつそれらしきもの胸に秘め居り
平成二十二年五月十四日
5
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如何にせん我が憤懣を如何にせん古き写真を破りなどする
平成二十二年五月十三日
3
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くだされし人の名を取り名附けたるウエハラさんは花芽を附けぬ
平成二十二年五月十三日
7
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アカヒレをふたつ入れたる水槽は小さくありて苦情も聞かず
平成二十二年五月十三日
2
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いつしかに小雨は止みて藤村の冥れる寺ぞ松すぐろける
平成二十二年五月十三日
1
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タクシーの運転席に梅問わば今年は少し遅いと応う
平成二十二年五月十三日
1
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大風の去りにし朝に真白なる富士の近さよ丸薬を飲む
平成二十二年五月十二日
2
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別々の暖簾潜りて浸かる湯を休み処に評判をする
平成二十二年五月十二日
2
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べつたりと咲く菜の花のただ中を菜の花いろの氣動車走る
平成二十二年五月十二日
3
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遠き日の浜に拾いしごま石のまろき白さをただ懐かしむ
平成二十二年五月十一日
4
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蝉が身を哀れと思う我れもまた地球にとまる蝉にやあるらん
平成二十二年五月十一日
3
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夕暮も訪ねたるらし城山のみみづくの寺蝉時雨る哉
平成二十二年五月十一日
1
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懐しき匂いは落ち葉焚くならん雲垂れ籠めて秋暮れんとす
平成二十二年五月十一日
2
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幸せに大小あるや知らねども君と守らんささやかをこそ
平成二十二年五月十一日
3
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初秋の陽は傾きて蓮池の花ほの白く浮き立ちにけり
平成二十二年五月十日
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切れ込んだ流れに沿ふて行く汽車は無人の驛をいま發ちにけり
平成二十二年五月十日
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