水島寒月さん
のうた一覧
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ブラームスのバラードなどを聴いて居り秋深みゆく夜にしあれば
平成二十二年六月三日
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わずかづつ明るみを増す明けのそら眺めて居たりこころ弱りて
平成二十二年六月四日
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ベランダに抱き合う母とみどり児は我れの電車に手をふりて呼ぶ
平成二十二年六月七日
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梅雨寒むや濡れつつ屋根の明け鴉反りかへりては嗚呼嗚呼と云ふ
平成二十二年六月十一日
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目を閉じてふたたびみたび口ずさむ佐太郎歌集よみ返しいて
平成二十二年六月十六日
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FMの梅雨入りせりと伝えるを床屋の椅子に目を閉じてきく
平成二十二年六月十六日
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仕事など君に比するも愚なれどもそう問われなば口つぐみ居り
平成二十二年六月二十一日
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塩蜻蛉つと中空に停まりて諏訪の平に秋の風きく
平成二十二年六月二十二日
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珊瑚樹に寄りて思案に暮れにけりそれにつけても若葉うるわし
平成二十二年六月二十三日
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紫陽花を愛でつつ登る窓に聞く心地よきかな線路の響き
平成二十二年六月二十六日
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どうもかうも話の出來ぬ人の下に仕へて在るを憂き世とぞいふ
平成二十二年六月二十五日
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花ばなになべて名前のあるならんそを知らざれば栓方のなき
平成二十二年七月三日
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おかあちゃんと小さき声に呼んでみる我れは幼のままであるべし
平成二十二年七月六日
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清しけれ真白に咲けるひめおとめ雨もようやく止まんとすらし
平成二十二年七月六日
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それほどに期待されても困るけんわたしはわたしなりに咲くけん
平成二十二年七月十日
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まなぶたをもたぬ魚こそ悲しけれ店先に目を見開きており
平成二十二年七月十一日
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揺れながらたばこ音頭の流れきて夏はようやく黄昏となる
平成二十二年七月二十一日
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鉛筆の芯ねぶりゐし遠き日よ我れは大人と成り果てにしか
平成二十二年七月二十五日
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木落しの坂を落ちゆくみ柱に取り付く人らもろともと落つ
平成二十二年七月二十五日
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目守り来しつばめの子らの溢るがにみなみな空へ巣立ちゆく夏
平成二十二年七月二十六日
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