水島寒月さん
のうた一覧
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わだかまる心をどさと打ち捨てて深層水に身を満たしたき
平成二十二年六月二十二日
1
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塩蜻蛉つと中空に停まりて諏訪の平に秋の風きく
平成二十二年六月二十二日
2
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きき慣れぬ囀りを聞く休日の朝ようようと明かるみを増す
平成二十二年六月二十二日
4
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駅頭に手をふり給う先生に釣られて我れもふり返したり
平成二十二年六月二十二日
1
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仕事など君に比するも愚なれどもそう問われなば口つぐみ居り
平成二十二年六月二十一日
2
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可燃ごみの袋をひとつ提げながら雨の匂いの風うけて居り
平成二十二年六月二十一日
3
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ふり返りふり返りして来し方を悔やみてあれば紫陽花の白
平成二十二年六月二十一日
5
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大切なひと喪いしあかときの夢に目覚めてコーヒーを飲む
平成二十二年六月二十一日
8
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止み間にはくぐもるがまの声を聞く何処に在るやいずこに鳴くや
平成二十二年六月二十日
3
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俯きて鴉歩めり二歩三歩我れには告げよ汝れが憂いを
平成二十二年六月十九日
4
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ときをりは愚癡を零すもよろしかろ洗濯ものを干す妻の云ひ
平成二十二年六月十九日
4
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死してこそ世の泰平の得らるべし猫といふ名の漱石の云ひ
平成二十二年六月十九日
1
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強き風に電線の哭く朝なれば午後の会議の成りゆき案ず
平成二十二年六月十九日
3
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疲れたる心をゆるく遊ばせていざ墜ちゆかん眠りの底へ
平成二十二年六月十九日
4
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なかなかに思うようには参らねどひとまずおいて燗酒を飲む
平成二十二年六月十八日
7
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珊瑚樹に乳の色せる花咲けば昼休みにはそのもとに寄る
平成二十二年六月十八日
6
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靴の先をみみずのひとつ横切りぬ互いにひとつ命を抱きて
平成二十二年六月十八日
6
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霧晴れて見渡すかぎり高原にニッコウキスゲ咲き居りし夏
平成二十二年六月十七日
5
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百円にて求めし菫いろ冴えて命に値あるべくもなく
平成二十二年六月十七日
4
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うす曇る空映しいる水張田にすず風吹けば小波の立つ
平成二十二年六月十七日
6
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