水島寒月さん
のうた一覧
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シナトラのモナリサ聴きて梅雨の夜やわが現し世のわるくも非ず
平成二十三年五月二十九日
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屹立をせよ我がひ弱なるたましひよこんな陳腐な悲しみのため
平成二十三年六月二日
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枕辺の灯りを君は消すころか梅雨の夜はまた泣き出しにけり
平成二十三年六月九日
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梅雨晴れを木陰に入ればさやさやと紫陽花はやや色付きにけり
平成二十三年六月九日
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先生の決意述べらるるあとがきを諳じるとてくり返し読む
平成二十二年四月二十日
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いま少し温みが欲しき暮れ方は古き毛糸の帽子かむらん
平成二十二年四月二十一日
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身動ぎもせぬ白砂の鮟鱇よ汝れは知るらん我が鬱屈を
平成二十二年四月二十二日
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本当のところを言わぬ上司との議論に倦みて自席へ戻る
平成二十二年四月二十三日
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まろきまろき春の日差しを浴び乍らひた遊びいる雀とならん
平成二十二年四月二十三日
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落ち尽くせしまろき花梨の腐れるを腐れるままに秋暮れんとす
平成二十二年四月二十三日
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これよりは誰れの指し図も受けませんひとに知らせず我が決心は
平成二十二年四月二十五日
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手のひらにふたつ転がすトンボ玉小さく重きその冷たさよ
平成二十二年四月二十五日
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泥水の奔れるごとき我が思い持ち兼ねて呑む煙草の辛さ
平成二十二年四月二十六日
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じっとりと己れが足を見る夜はただ一匹のけだものであり
平成二十二年四月二十九日
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あなたとふたりで来た丘はなど口ずさみつつ登る谷戸坂
平成二十二年五月二日
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どんという音聞けるよな心地して箸止まりたる遠花火哉
平成二十二年五月一日
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父母の若かりし日の馴れ初めを奇に知りたき誕生日かな
平成二十二年五月三日
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失敗をせいちょうと読む人のいてされど色気はあると打ち明く
平成二十二年五月四日
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今日もまた詮無きことを言う人のありて会議は予定を過ぐる
平成二十二年五月五日
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なにとなき詩とは思えど赤い鳥早や三代を歌い継がれ来
平成二十二年五月五日
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