水島寒月さん
のうた一覧
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夜半の雨をねぐらに憩う生きものよ進化の過程遡るべし
平成二十二年六月三十日
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低く飛んで紋白蝶の止まりなばしろつめ草は束の間と揺る
平成二十二年六月三十日
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馴染みいし居酒屋閉ずる貼紙を寄りて近くに読み居る夕べ
平成二十二年六月二十九日
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遠きより真赤き提灯点しつつ軽トラックの中華そば来る
平成二十二年六月二十九日
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いずれかが先に死ぬるを思いたり酒場に友と差し向かい居て
平成二十二年六月二十八日
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開きしも開かんとする花もあり萎れゆきたる花もまたあり
平成二十二年六月二十八日
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菜の花の咲き盛りゐるただ中にほほ笑む君をそつと置くべし
平成二十二年六月二十八日
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戯れに妻は冷酒をひとつだけ旧き酒場に差し向かい居て
平成二十二年六月二十七日
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神妙にも掌を合わせいし妻なれどおみくじと見て小走りにゆく
平成二十二年六月二十七日
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ふり仰ぐ西の空なるひとつ星何をか我れに言いたげと見ゆ
平成二十二年六月二十七日
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諍いて泥水がごと我が心抱きて眠るうす暗きへや
平成二十二年六月二十七日
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紫陽花を愛でつつ登る窓に聞く心地よきかな線路の響き
平成二十二年六月二十六日
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縫ふごとく谷をなぞりてゆるゆると走る列車の警笛を上ぐ
平成二十二年六月二十六日
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どうもかうも話の出來ぬ人の下に仕へて在るを憂き世とぞいふ
平成二十二年六月二十五日
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でたらめと思しき歌をうたひゐるをさなの聲す出勤のみち
平成二十二年六月二十五日
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ややあってまた降り出せる夜半の雨に地球を叩く音聞いて居り
平成二十二年六月二十四日
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するべきとせざるべきとのふた通りあるにやあらん我慢のうちに
平成二十二年六月二十四日
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珊瑚樹に寄りて思案に暮れにけりそれにつけても若葉うるわし
平成二十二年六月二十三日
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松本の城に登れば涼しけれ古よりの風吹き渡る
平成二十二年六月二十三日
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蒲公英は精一杯に背伸びしていのちを寄する春風を待つ
平成二十二年六月二十三日
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