水島寒月さん
のうた一覧
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いつしかに泰山木の咲きたるや日暮れて点るほの白きはな
平成二十二年七月十二日
4
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看取られず逝きにしならん川原鶸泰山木の根方にひとり
平成二十二年七月十一日
3
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古の人葬らるる墳の辺に四つ葉さがすと女の童来て
平成二十二年七月十一日
8
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まなぶたをもたぬ魚こそ悲しけれ店先に目を見開きており
平成二十二年七月十一日
2
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真直ぐなる孟宗竹を見上げつつ午後を露天の湯に浸かり居り
平成二十二年七月十一日
7
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それほどに期待されても困るけんわたしはわたしなりに咲くけん
平成二十二年七月十日
2
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懸命に在りしか否か措くとして今日という日の目を閉じんとす
平成二十二年七月十日
4
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我れもまた斯く在りたしと少年に還りて黒き機関車見上ぐ
平成二十二年七月十日
4
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翼もて空飛ぶ魚の絵はがきを求め小雨の美術館辞す
平成二十二年七月七日
3
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清しけれ真白に咲けるひめおとめ雨もようやく止まんとすらし
平成二十二年七月六日
2
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おかあちゃんと小さき声に呼んでみる我れは幼のままであるべし
平成二十二年七月六日
2
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大声に喚きたこと多けれどそを呑み下し乱雲を追う
平成二十二年七月六日
5
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近ごろに煩きことば成果主義その為のみに生きてもおらず
平成二十二年七月五日
1
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喉元へせり上がりきし言ひたきを言わねば腹の膨るると云ふ
平成二十二年七月五日
5
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島に置き去りにされた日本兵の骨に呼ばれているような朝だ
平成二十二年七月五日
4
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円やかに日なたに寝ぬる黒猫は我れの暮らしを哀れむならん
平成二十二年七月四日
4
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夏の陽を手に遮りて行きたれば名古屋の城の堀深く見ゆ
平成二十二年七月三日
3
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花ばなになべて名前のあるならんそを知らざれば栓方のなき
平成二十二年七月三日
2
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花ぶさの短き藤を詠み給いしうた人ありて革命を為す
平成二十二年七月三日
5
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警笛を上げつつ汽車はゆるゆると桜ふぶきの谷あいを行く
平成二十二年七月三日
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