水島寒月さん
のうた一覧
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思ひ出といふ掛け値なき蓄へを積みつつ今日をただ君と生く
平成二十二年八月二日
3
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鷺草は花白きこそ儚けれ八月の空晴れいるものを
平成二十二年八月二日
5
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岸辺には薄揺れ居り千曲川列車の窓に空は迫りて
平成二十二年七月三十一日
3
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空き瓶になげ入れられし向日葵に我が屈託を打ち明けてみん
平成二十二年七月三十一日
4
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せせらぎに屈み込みたる童らのざりがに追へる夏休みかな
平成二十二年七月三十日
2
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どんという音に雨戸を開け放つ妻の背越しに遠花火見る
平成二十二年七月三十日
3
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音もなく高きクレエン動きゐて雨はやうやく本降りとなる
平成二十二年七月二十九日
1
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光る背を日に曝しつつ振り立てて青き蜥蜴の草陰に消ゆ
平成二十二年七月二十九日
3
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風絶へて熱帯の夜は黒ぐろと尋問を我れ受けゐるがごと
平成二十二年七月二十九日
2
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名代とて信州そばの古店に含みしつゆのわづかに辛き
平成二十二年七月二十八日
4
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諏訪の湖をからりと風は渡りきて浮き桟橋の揺れ止まぬかも
平成二十二年七月二十八日
3
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遙けしと偲べば近く想はるるけやき落ち葉の鋪道に舞ふを
平成二十二年七月二十八日
4
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愚陀佛の庵倒るる夏の日に蜻蛉の飛ぶを見ゆふたつ三つ
平成二十二年七月二十六日
4
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失望と重き疲れと酒の香が乗り合わせゐる終電の窓
平成二十二年七月二十六日
3
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苦瓜は親指ほどとなりにけり葉かげにひとつぶら下がりゐる
平成二十二年七月二十六日
5
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目守り来しつばめの子らの溢るがにみなみな空へ巣立ちゆく夏
平成二十二年七月二十六日
2
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熱風を巻きて怒りに膨らみて銀と光れる夏雲の立つ
平成二十二年七月二十五日
4
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理不尽を堪うるべきや夜半の雨叩ける音をただ聞いて居り
平成二十二年七月二十五日
5
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木落しの坂を落ちゆくみ柱に取り付く人らもろともと落つ
平成二十二年七月二十五日
2
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鉛筆の芯ねぶりゐし遠き日よ我れは大人と成り果てにしか
平成二十二年七月二十五日
2
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