水島寒月さん
のうた一覧
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疲れたる心をゆるく遊ばせていざ墜ちゆかん眠りの底へ
平成二十二年六月十九日
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ときをりは愚癡を零すもよろしかろ洗濯ものを干す妻の云ひ
平成二十二年六月十九日
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俯きて鴉歩めり二歩三歩我れには告げよ汝れが憂いを
平成二十二年六月十九日
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きき慣れぬ囀りを聞く休日の朝ようようと明かるみを増す
平成二十二年六月二十二日
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馴染みいし居酒屋閉ずる貼紙を寄りて近くに読み居る夕べ
平成二十二年六月二十九日
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夜半の雨をねぐらに憩う生きものよ進化の過程遡るべし
平成二十二年六月三十日
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円やかに日なたに寝ぬる黒猫は我れの暮らしを哀れむならん
平成二十二年七月四日
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島に置き去りにされた日本兵の骨に呼ばれているような朝だ
平成二十二年七月五日
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我れもまた斯く在りたしと少年に還りて黒き機関車見上ぐ
平成二十二年七月十日
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懸命に在りしか否か措くとして今日という日の目を閉じんとす
平成二十二年七月十日
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いつしかに泰山木の咲きたるや日暮れて点るほの白きはな
平成二十二年七月十二日
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深き夜の底の底より落ち來る光のつぶを雨と呼ぶらむ
平成二十二年七月十二日
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さざ波の湖面に映ゆる尺玉を土手に座りて見上げいし夏
平成二十二年七月十四日
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夏雲に触れしかの日の手ざわりの思い出されて梅雨明けとなる
平成二十二年七月十八日
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傍らに転た寝をする君の居て閉づるまぶたのやさしきまろさ
平成二十二年七月二十日
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熱風を巻きて怒りに膨らみて銀と光れる夏雲の立つ
平成二十二年七月二十五日
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愚陀佛の庵倒るる夏の日に蜻蛉の飛ぶを見ゆふたつ三つ
平成二十二年七月二十六日
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遙けしと偲べば近く想はるるけやき落ち葉の鋪道に舞ふを
平成二十二年七月二十八日
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名代とて信州そばの古店に含みしつゆのわづかに辛き
平成二十二年七月二十八日
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空き瓶になげ入れられし向日葵に我が屈託を打ち明けてみん
平成二十二年七月三十一日
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