水島寒月さん
のうた一覧
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春霞む新木場の海ゆく舟はひとすじ白き小波をひく
平成二十二年四月二十日
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妻との旅の途上に詠みました
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菜の花の咲き盛りゐるただ中にほほ笑む君をそつと置くべし
平成二十二年六月二十八日
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群青の徳利を満たす一合の酒をこよひは海と呼ぶべし
平成二十二年十一月二十二日
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ゆるゆると歩みて行かば牧水にゆき逢いそうな松の林や
平成二十二年五月十六日
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深々と歌い出したる導入はクラリネットの薄黒き色
平成二十二年六月三日
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陽に映ゆる弘法山をあふぎたり人はどこまで独りなるべし
平成二十三年六月二十二日
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蜘蛛打ちてもげ散らばれる脚を見つ紛う方なき罪人であり
平成二十二年四月二十六日
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それぞれに傷みを抱いて座り居る待合室の静かなること
平成二十二年五月一日
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からたちの口ずさみつつ針のとげ触るればまろき実のひとつあり
平成二十二年四月二十四日
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病妻は眠りおるらん読みさしの本腹這いて静かに開く
平成二十二年五月四日
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歌に聞くはるかな尾瀬の黄昏を想いつつ見る石楠花の花
平成二十二年五月二十二日
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神妙にも掌を合わせいし妻なれどおみくじと見て小走りにゆく
平成二十二年六月二十七日
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あかね空今日のひと日の暮るるとて雨戸鎖す手を妻休めをり
平成二十二年八月二十九日
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木の下に忘れられたる竹箒のありてひと日の暮れゆかむとす
平成二十三年三月二十七日
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菜の花の苦みも深き暮れ方は灯り点して酒飲まんとす
平成二十二年五月三日
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見上ぐればモネの日傘の空の色何を為すまい今日のひと日を
平成二十二年五月三十一日
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真向かいにミュール穿きいるひとの来て爪に煌めく天の川見ゆ
平成二十二年六月七日
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そこにただ在りて咲くこそ尊けれ紅いろ淡きひなげしの花
平成二十二年六月九日
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大切なひと喪いしあかときの夢に目覚めてコーヒーを飲む
平成二十二年六月二十一日
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古の人葬らるる墳の辺に四つ葉さがすと女の童来て
平成二十二年七月十一日
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