聴雨さん
のうた一覧
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来ぬ人を待つ乙女子のため息に似かよふけふの茜雲かな
平成二十二年六月十七日
10
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ふたたびのいとしき夢は露と消え幻の君いかにおはすや
平成二十二年六月十七日
13
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さつきやみ手探りの指ほのめいて彷徨ふ想ひいづこ漂ふ
平成二十二年六月十七日
13
何処...?
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時折の夏の夜風は心地よく今宵もそろりうたた寝のころ
平成二十二年六月十六日
18
いえ、まだ元気!
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西日さす燃ゆる厨にたたずめば士気奪はれて融けゆく私
平成二十二年六月十六日
16
【枕】西日さす=燃える、にかかる...
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雨落ちに濡るる紫陽花ながむれば物憂ひ日々に一服の涼
平成二十二年六月十六日
18
素敵な花...
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雨落ちの雫かぞへてふと思ふいづこ隠るる恋ほたるかな
平成二十二年六月十五日
21
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終夜そぞろ降り頻く雨の糸たどりて雲居の君に逢ひたし
平成二十二年六月十五日
15
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闇のもり愛を詠へる不如帰耳そばだててそを聴きをりぬ
平成二十二年六月十五日
15
鳥は良いなぁ・・・
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夜も更けてなだめるごとく雨募り心の起伏いと緩らかや
平成二十二年六月十三日
16
雨音、心地よい。
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越されぬとかつて云はれし大井川おそらく鼠も悠々わたる
平成二十二年六月十三日
2
水、どこ?って感じ。
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雨もよひ花いろ深む紫陽花の思ひ裏はら待てど来たらず
平成二十二年六月十三日
20
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降り初むる雨に打たれてつゆ草の青くしたたる涙ひと粒
平成二十二年六月十三日
20
つゆ草、咲き始めました。
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やはらかき雨音のごと友のふみ心ふかきに沁みる言の葉
平成二十二年六月十三日
14
メールといえどお人柄というのは表...
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もれいづる月影ほのか君が胸とき止むるのみを願ふ短夜
平成二十二年六月十三日
16
ツイッター本日の季語:短夜。 ...
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文机を窓べに置きて書に入れば筆なめらかや夏風のごと
平成二十二年六月十二日
29
土曜日の今日は4時間書き続けまし...
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枕べにほろり涙とため息とはかなき夢をたたんで眠る
平成二十二年六月十二日
32
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蔭に生ふはかなき色と露のこる夏の辺にまた消ゆる夕顔
平成二十二年六月十二日
14
おくればせながら... 夏...
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闇深くほの燃え消ゆる蛍火はひとり寝る夜の切なさに似て
平成二十二年六月十二日
16
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緑さすぬれ縁にふと足止めて眺めいりたる田の人の背に
平成二十二年六月十一日
14
緑さす:5月の季語かなぁ、と思い...
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