聴雨さん
のうた一覧
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問ひかけと静けき強きまなざしと祈りの風を纏ふ春の夜
平成二十四年三月十五日
7
余韻にほろ酔ふ...
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白き日の一編の詩をくちずさむ君詠む「君」に見ゆる眼差し
平成二十四年三月十五日
8
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薄氷のぬくみて流るる水の如ちしほかよひて解けゆく心
平成二十四年三月十四日
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水無瀬さまの「解けぬ心」をとって...
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ゆくりなく受くひと枚の花の如やはらかきかな白き春の日
平成二十四年三月十四日
11
きっと忘れない...
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春なかばなごりの雪は花となり日々津々と淡く色めく
平成二十四年三月十四日
8
梅の花、木瓜、椿、菜の花、水仙・...
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薄ら氷の消えゆくやうに透明な記憶の端に残るかなしみ
平成二十四年三月十四日
8
「私は何か大切なことを日々失って...
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折々のひとの流れの中をゆく思ひおもひの歌はうるはし
平成二十四年三月十日
18
人も自然の一部なのでしょう ...
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水墨に彩そふ如きうぐひすの初音ゆかしき春のほころび
平成二十四年三月十日
8
昨日の朝、森町葛布という山深きと...
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はやも散る雨に打たれし白梅を花の涙とこぼすまなざし
平成二十四年三月十日
8
「春雨っていうには冷たすぎるら・...
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浮かびくる花は灯りてかぐはしき何やらゆかし春の夕闇
平成二十四年三月八日
4
歌会にお誘いいただき ありがと...
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紅木瓜のけさ咲き初めし花房を綻び愛でつ名こそ憐れみ
平成二十四年三月七日
9
あう利用者さんが 「誰がボケだ...
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まだ満ちぬ月眺めをり春の夜にわれ唯足るを知らむとぞ思う
平成二十四年三月六日
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今の私はこれで100%の輝き、そ...
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春告げと云ふ名の酒に咲き初めの白梅うかべ月と呑む宵
平成二十四年三月三日
10
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山茶花は冬枯れの野に紅さして春の風にて花をおさむる
平成二十四年三月三日
8
ありがと
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春の野辺ひと雨ごとに青芽立ちひと風ごとに花は紅さす
平成二十四年三月三日
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春の宵灯せど消ゆるほの明かり身を知る雨に濡るる袖かな
平成二十四年三月二日
10
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小夜更けて花月語れる友を知るいま山の辺に上弦の月
平成二十四年三月二日
9
おや、もうこんな時間・・・
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いづくにか隠るる春を捉へむと眼光するどき鳶一羽あり
平成二十四年二月二十六日
8
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梅の香に瑠璃鳥つどひふたたびの時知らぬ雪は深々と舞ふ
平成二十四年二月二十六日
10
寒の戻りでありましょうか
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きぞふたつけさ五つ咲き梅の花色なき雨のこころは知らず
平成二十四年二月二十五日
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