聴雨さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- くれなゐの玻璃に宿りし黄昏は音なく落ちて夏を閉じゆく 平成二十三年八月七日 15 明日は立秋ですね もっと見る
- いかづちのつれ来し雨は草々に約束のごと青き玻璃おく 平成二十三年八月七日 9 玻璃＝水晶 ポロポロときれ... もっと見る
- 触るるものに添ひて天さす朝顔の性のやうなるわが恋心 平成二十三年八月五日 11 つれづれなるままに... もっと見る
- 朝は来る心の闇を切り裂いて強制的な今日のはじまり 平成二十三年八月四日 15 もっと見る
- 夕さればにほふ茜の山の端に淡きみかづき思ひ添ふらむ 平成二十三年八月二日 9 うつくし。 もっと見る
- 白花のとをにひとつはあを浮かべ水に涼しきけさの朝顔 平成二十三年八月一日 16 もっと見る
- 部屋の隅ため息一つまた一つ風いろ変わる夏の果てかな 平成二十三年八月一日 14 八月ですね... もっと見る
- 墨の香に心ひたしてゆく夏の消し去られたる思ひ紐解く 平成二十三年七月三十一日 11 もっと見る
- おそ夏の雨間を縫ひて舞ひ来る黒蝶のおく言葉ほどかむ 平成二十三年七月三十一日 3 花言葉ならぬ蝶ことば... もっと見る
- 一人でも歩いてゆけるこの道に君のこぼした種ある限り 平成二十三年七月三十一日 8 もっと見る
- ほの見ゆるか弱き月の呟きを消し去る如くふたたびの雨 平成二十三年七月三十一日 8 すべて自然のままに もっと見る
- しどけなく迎ふる朝の風いろを白く染めぬく木槿ひと花 平成二十三年七月三十日 9 もっと見る
- まぼろしの白き玉梓夜をしのび吐息纏ひて誰をいざなふ 平成二十三年七月二十四日 6 玉梓（たまずさ）＝烏瓜の花 もっと見る
- たのしみはそぞろつぶやく一言に遠音ふたたび蘇るとき 平成二十三年七月二十四日 3 藍鼠さまの「たのしみは...」の... もっと見る
- とき鼠のゆふべの雲にさみしさを重ね見ゆれば秋の風韻 平成二十三年七月二十三日 9 もっと見る
- 大暑とは名ばかり花と見紛へる蝶のみをびく風は涼やか 平成二十三年七月二十三日 5 現に涼しき朝１０時 もっと見る
- 遠つ沖野分は夏を連れ去りて五感に涼をしたため消ゆる 平成二十三年七月二十三日 5 もっと見る
- 東雲に狭霧消えゆきいづくより揚羽ひとひら歌もて来り 平成二十三年七月二十三日 4 お帰りなさい もっと見る
- 糸とんぼまぼろしの如秋つれて青田の波をゆき通ふらむ 平成二十三年七月二十一日 6 涼しいゆふべでありました もっと見る
- 傷ついた森の木霊と聞きまがふ青鈍いろのひぐらしの声 平成二十三年七月二十一日 8 木や竹がゆふべの暴風に倒れて..... もっと見る
