三沢左右さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 海ひとつ銀の匙もてその口にそそがれし日を誰か知るらん 平成二十三年六月一日 18 http://utanowa.n... もっと見る
- 強運の有無はニュースの占いで決まると知ったデート記念日 平成二十三年五月二十九日 8 見返してみるとなんだか、Ｌ⇔Ｒあ... もっと見る
- 真西から太陽は差し 直角に縁取る几帳面なビル影 平成二十三年五月二十九日 16 題詠で、「直」をなぜか「道」と間... もっと見る
- 騒がしいディストーションのストラトの８ビートでハシる心臓 平成二十三年五月二十九日 15 さわがしい歌を詠もうと思ったわけ... もっと見る
- 夕映えにけぶる四条のビル高く全て雑踏他人ごととなる 平成二十三年五月二十八日 10 夕つ日に街は街たることを止め ... もっと見る
- カーテンを薄くすり抜けほの明かく蛍光灯と交じりあう 朝 平成二十三年五月二十八日 18 最近は、雨に朝日を奪われて、そん... もっと見る
- 出帆の朝遥かに凪いだ海遠くとどろの潮騒を聞く 平成二十三年五月二十七日 19 イメージに、源実朝の歌が入ってい... もっと見る
- ファミレスの隣に座る学生と五分間だけライバルとなる 平成二十三年五月二十七日 7 五時間がドリンクバーの五杯分 ... もっと見る
- 逆転の芽を摘み取って勝つような盛り上らない愛の囁き 平成二十三年五月二十七日 7 ほほを巻き濡るる手枕口に当て ... もっと見る
- ペアリングの丸く虚ろな８号は抜かれてしまった指の約束 平成二十三年五月二十日 11 君の手の平をなぞりし指先は やや... もっと見る
- 燎原の火を捕らまへて願はくは薬缶一汲煮え立たせてむ 平成二十三年五月二十日 5 吾が胸の熱き情動いかなれば薬缶の... もっと見る
- 服従の犬がお腹を見せるよに布団を春にさらすマンション 平成二十三年五月二十日 9 春の初めの、まだ肌寒いころに詠ん... もっと見る
- 丼 を包まんとして幼な子の小さき指は凧のごと張る 平成二十三年五月十日 20 子供は、力いっぱいであればいい。... もっと見る
- なう人の世にも無辺の天の慈悲あらば見ゆめり千年の深雪 平成二十三年五月十日 6 「なう」というお題で思いついたの... もっと見る
- 触れわたる肌の熱きにもの思ふ 有情の芯に火を点さばや 平成二十三年五月十日 14 バーニン・ラブです。 もっと見る
- 金色に瞬く瞳その色を死角に潜め 猫、町を歩け 平成二十三年五月十日 9 http://utanowa.n... もっと見る
- 大海を漕ぎ損なった笹船のように沈んで行くエレベーター 平成二十三年五月八日 11 題詠短歌も、これで５１首目。 ... もっと見る
- ひとひらの酒よ澄み果て天を満ておぼろ霞める月を雪げよ 平成二十三年五月八日 8 望月に円に白く穿たれし酒面の穴ぞ... もっと見る
- 逃げ失せし猫を見つくる方法のありや死角の多き町並み 平成二十三年五月八日 5 漢語が入ると、歌の様子ががらりと... もっと見る
- 晦 の真闇に橋を渡りたる心地ぞしたるあら覚束な 平成二十三年五月三日 10 つごもり…月末 旧暦では、暦を月... もっと見る
