三沢左右さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- レストランビルを踏みつけほそやかに黒き羽ひらけたり あ からす 平成二十三年十月十三日 11 曇空のうち目を上げたれば遠き黒点... もっと見る
- 月見れば同じき夜を過ごすてふ君がことばぞたのめたりける 平成二十三年十月九日 22 同じき月を見る人に 同じき光と... もっと見る
- 花にほふ夜の通ひ路にあざあざと分きてかをれる君が袖が香 平成二十三年十月九日 17 http://utanowa.n... もっと見る
- かなしみはつれなき空に詠みかけん 雲居に透きて雨と降るまで 平成二十三年十月六日 14 http://utanowa.n... もっと見る
- 唇のつめたく深き闇に消ば君がぬくみぞ寄す処ならまし 平成二十三年十月六日 10 http://utanowa.n... もっと見る
- 陽光に浴し カラスは丸き眼に人とふ輝石ひとつ映しき 平成二十三年十月六日 13 「カラス」と呼ばれた建築家に。 ... もっと見る
- みけ猫の丸き背中の毛を焼きて冬を深むるちひさき炬燵 平成二十三年十月三日 21 これも、twitterのやり取り... もっと見る
- 文庫本 頁のふちを焦がしつつ神保町の隅に古りをり 平成二十三年十月三日 22 twitterで、古書店について... もっと見る
- 肉厚のあなたの耳の裏側にほくろを撫ぜる指の擦り音 平成二十三年十月三日 17 こういったテーマは、より感覚的に... もっと見る
- ころころ、と路地に染み入る声明は秋を鳴くなるこほろぎの声 平成二十三年十月三日 12 キリギリスではなくコオロギ。紛ら... もっと見る
- 画面上きざむ時計に時忘れ畳に滲みしグラスのかたち 平成二十三年十月三日 2 境界の時間です。勝ちと負けがぐる... もっと見る
- 淡青き水面に沈み行きゆきて深き夜やみに月ぞ溺るる 平成二十三年九月九日 26 二首目です。 今晩は、日の... もっと見る
- 涼し夜の長きに一つ混じらはで 暑くはないか 十日目の月 平成二十三年九月八日 14 いよいよ涼しくなってきましたね。... もっと見る
- 青垣に青き空気のひと粒を積みて高天の青を踏みたし 平成二十三年九月四日 19 遅くなりましたが http:/... もっと見る
- 糸の目の数なかりけり涼やかに見る東雲の秋の雨粒 平成二十三年九月四日 18 秋雨はいいけれど、台風にもなると... もっと見る
- 初秋の夜道に廻る自転車のスポークの下蝉眠りをり 平成二十三年八月二十八日 21 今年の蝉に別れを告げて 来年ま... もっと見る
- ドリップのコーヒーが冷たくなって、夜中は残り３時間半 平成二十三年八月二十八日 9 寒くなってくると、夜はずっと長く... もっと見る
- 紅に薄く絵の具を含みたる小筆を措きて画の完りぬる 平成二十三年八月二十五日 27 100首目です。長々と投稿してき... もっと見る
- ウイスキーロックとＺＥＰのＬＰに幻惑されて夜は朝となる 平成二十三年八月二十五日 14 ZEP…イギリスのロックバンド ... もっと見る
- ざらざらと真綿を巻きつけたように味覚失う起き抜けの舌 平成二十三年八月二十五日 12 初秋の晴れたる朝に白きのど嗄らし... もっと見る
