三沢左右さん
のうた一覧
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シャツの下君の形に合うように溶けたほんとうが貼りつく素肌
平成二十二年六月二十三日
12
非常に鋭い、いいお歌だと思い、自...
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雨降れば明くともわかぬ長き夜に聴く水音ぞ無窮と響く
平成二十二年六月二十三日
18
雨降る間は夜が明けぬならよい。
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蜘蛛の巣に諦めたりし一羽虫風のまにまに揺るる夏の夜
平成二十二年六月二十二日
11
窓には虫が寄り付きます。部屋の中...
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眼床に熱を受けたり仏蘭西の光おさめしポートレートに
平成二十二年六月二十二日
13
先日行ってきました。
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響きあい世をば織りなすふた声の 数寄の歌声 伊達の歌声
平成二十二年六月二十日
16
みなさんの価値観の表れたお歌が面...
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雨上がり妙の静けさ打ち裂きて朝の鴉の嬌き一鳴
平成二十二年六月二十日
17
鴉、かっこいい。
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手づたひに立ちて溶けゆく深き夜梅雨にては月も出で立たでやみ
平成二十二年六月二十日
12
冬の湿り気に消え消えと。
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目薬の冷たきに目を固く閉ぢ昨日の涙の熱きを思ふ
平成二十二年六月二十日
21
冷蔵庫に目薬を入れるというのは、...
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浮かびては沈む言の葉水底に敷けど光を受けて輝く
平成二十二年六月十八日
25
本歌?人間椅子「もっと光を!」 ...
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五月雨に流れし町のいろどりをまたうち染めよ雲間射さす日
平成二十二年六月十七日
12
梅雨にも、たまには町が色づく一日...
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梅雨曇絞りて飛ばせ日輪よぬかる通ひ路踏み固めてむ
平成二十二年六月十七日
15
レッツ通小町。 今日は本当によ...
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月にかく橋やあらじと桂川かつわたり行く秋のかりがね
平成二十二年六月十七日
14
月に桂、全体の声調も素晴らしいお...
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蒸れ立たむ軒の露けさ肌にまとひ海の温きを歩む心地す
平成二十二年六月十六日
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しばらくは梅雨の歌一辺倒になって...
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梅雨の間の朝ぞ光の濡らしゆく吾が歩み来し跡沈み果て
平成二十二年六月十六日
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光に溺れる時間が来ます。
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七年を歩みし吾らその上を行きし御天の君をぞ思ふ
平成二十二年六月十五日
14
うたのわも「はやぶさ」ブームです...
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夏とてか常葉の青に似るは無き 澄める空行く十代の魂
平成二十二年六月十五日
30
「カート・コバーン」「ニルヴァー...
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太陽の下で身体を少しだけ空に浮かばせ飛ばす自転車
平成二十二年六月十三日
17
雨が降ると、自転車にもなかなか乗...
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窓の端日差しは右の頬を灼き カーテン越しに、そう、夏が来た
平成二十二年六月十三日
16
夏が来ました。 まあ、さすがに...
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夏支度シャツに鞄に日焼け止め帽子の影は深く際立ち
平成二十二年六月十三日
16
たまには口語の歌を連続で作ってみ...
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グラスの中透明にその色を変え夏の氷はかりりと割れた
平成二十二年六月十二日
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氷の音は、鋭い角を欠いていく音。
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