三沢左右さん
のうた一覧
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狭い部屋できうる限り真中に仰向けになる 少し広まる
平成二十二年七月七日
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天井の意外な高さに驚かれ伸ばす手...
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小田さはぎ空見つ大和の天高くさ吹かる風の心地よしやも
平成二十二年七月十九日
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石畠様のヲ短歌、楽しみにしており...
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100円のチェリオに20年前の夏思はるる2010年
平成二十二年八月十一日
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1963年販売開始という歴史の深...
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踏みし道凌ぜんとてや木々を薙ぎ行きてし打つと秋の荒川
平成二十二年八月十一日
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石畑様の「しのぶれば」のお歌に。...
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昨日より一日分の 去年より一年分の齢を重ね
平成二十二年九月二日
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まあ、区切りの日というイメージで...
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今朝も鳴くひとつツクツクボウシあり 冬ごもりなどするにやあらん
平成二十二年九月七日
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まあ、そんなことはないのでしょう...
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風寒く冬を待つなる秋の空 澄める愁ひぞ高くゆららく
平成二十二年十月二十八日
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もの思ふなり秋は来にけり と思...
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寒けさに膝を重ねて暖を取る二人の冬が包むつま先
平成二十二年十一月十一日
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冬の日の日差しのように つま先...
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ジーンズを一番キツい穴で留めかじかんでいるベルトの金具
平成二十三年二月六日
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寒がり屋 最後の寒波に身構えて
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酒酔ひに現心 の失せぬればまたたく星のいやまさりけり
平成二十三年三月七日
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天にかがよふ星ぼしを 見上ぐる...
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君の言う「まさか」は僕の当然で、でも分かり合う、そんな距離感
平成二十三年三月二日
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題詠では、文語と口語をランダムに...
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両つ目の 君を見ること下手なれば歪なるかな吾が恋心
平成二十三年三月三日
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よこざまの目を直ぐせんと瞑りては...
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駆け降りし坂はありしの傾きで見知らぬ街へ吾を誘へり
平成二十三年三月四日
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坂の上から見た景色は、子供の頃よ...
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層ねたる雲はがれゆく音づれに鳥のうはぐむ春の朝かな
平成二十三年三月七日
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ダイナミック。 こんな風に春の...
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半分の背丈の君に見えている広い世界に夢を馳せよう
平成二十三年六月二日
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少しだけ高いところにある太陽
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日を破れるつばめの涙 土を撃ち雨のひと夜に春ゆき過ぎぬ
平成二十三年六月十五日
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http://utanowa.n...
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西の空朱に染まりて東の濃青深むる空ぞさやけき
平成二十三年六月十七日
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一日で一番美しい瞬間を切り取るこ...
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佯狂の人の瞳にひらめいて光遥かに響く遠雷
平成二十三年六月十九日
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漢語のインパクトは強い。
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千々照らふあまた甍の万華鏡返り見たれば馳せまはりけり
平成二十三年七月十日
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昼の日が少し傾いてきた時間、電車...
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天秤にごろり2つのフルーツはみずみずしさで釣り合っている
平成二十三年七月十七日
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あまり扱ったことのない「フルーツ...
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