若楓さん
のうた一覧
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冷え渡り絹雲薄く引き添えて星も震える師走の夜空
平成二十二年十二月十二日
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寒いのは辛い哀しい冬眠す
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指先も触れ得ぬ君の肩の端に寄り添ってみる秋の満月
平成二十三年九月十三日
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触って欲しいのよね。本当は。
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小さい子好みと言ってくれないか風の噂に耳をそばだて
平成二十二年五月十六日
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ああ哀し すらりと細い 筈の脚
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吐き気して鳩尾辺り違和感の今日の日暮れを哀しく過ごす
平成二十二年七月十七日
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贈り物(食品)の多い季節、体重は...
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幻の揺らぐ黙を型取りて偽りの歌詠うこの頃
平成二十二年七月二十九日
10
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真夜中のつまみは前田のクラッカーブルーチーズをこそげて最高
平成二十二年十一月二十三日
10
良く働きました。人の命も救ったぞ...
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秋の夜を誰ぞまみえん柔肌の温みを指に確かめに来よ
平成二十三年十月十五日
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葡萄酒に独り酔い居る秋の夜
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明日への恐怖と期待に気圧されて今夜も二十五時を見送る
平成二十二年三月三十日
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睡眠不足が極限になると突然思考が...
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あの人が良いよと貸してくれたから分かりもしないバッハを聞く日
平成二十二年四月一日
9
モーツアルトが良いかな・・・。っ...
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苦情やらクレームならば受けて立つジャム瓶の蓋はよろしく頼む
平成二十二年四月一日
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プルタブも開かない 時も有る。時...
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花冷えに震え凍てつく花影にあなたのキスで一人花咲く
平成二十二年四月六日
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憧れる情景です。
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立ち枯れの蓮池春に誘われて花散る風に水面さざめく
平成二十二年四月十四日
9
はすっぱな私の好きな蓮池。
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理屈だけ並べ並べてその挙句愛してるのねの言葉に負ける
平成二十二年五月三日
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この苦き珈琲さえも君のそば砂糖忘れも甘き味あり
平成二十二年五月三日
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緊張のあまり何がなんだか
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小さくてちんちくりんのプライドは8センチ越えのピンヒールです
平成二十二年五月十六日
9
背筋をピン。お膝をきゅつ。
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言の葉は繁り艶ややにざわめけど妖しく光る真実の奥
平成二十二年七月七日
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優しい言葉に隠れる不埒な真実。本...
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密やかな誘いを期待時めいて開くメールは業務命令
平成二十二年七月八日
9
嘘!明日直接言えば良いんじゃない...
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灼熱の風も知らずにゆるゆると珈琲啜る身を恥ずかしむ
平成二十二年七月十七日
9
外働きの方に感謝しつつも・・・・...
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うえしたに人は有らぬと学びしも生物学の裏付のごと
平成二十二年七月十七日
9
平等に争う権利勝ち負けを
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ヤキトリを食べたい私を誰に知らすみんなお酒を飲みすぎばかり
平成二十二年八月八日
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やきとりなかま欲しいよう
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