やねうらねこさん
のうた一覧
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はみだすな線を越えるな月からは見えてゐるはず地球の兎
平成二十二年四月一日
3
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公園を吹き抜けて青 早春の鉄の格子を奏でゐし風
平成二十二年三月三十一日
5
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玉砂利の敷かれゐる庭 落ちさうな滴に映るみどり葉が揺る
平成二十二年三月三十一日
6
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蛇行する桜街道われもまた記憶の海に難破しし船
平成二十二年三月三十一日
3
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まだ硬きつぼみあしたはひらかせむ冷たきままに眠れる桜
平成二十二年三月三十一日
2
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昨日まで何もなかつた暗緑の闇にからだを溶かされゆきぬ
平成二十二年三月三十日
5
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とめどなきその花ふさの狂乱に耐えてふるへる鎖骨のくぼみ
平成二十二年三月三十日
4
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新たなる旅立ちのときひだまりにスローフードで乾杯をする
平成二十二年三月三十日
1
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薄れゆく霧と空との境界に浮かぶ積み木をとり損ねたり
平成二十二年三月三十日
3
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薄紅の記憶沈めし水底の文ゆらゆらと藻のやうに揺る
平成二十二年三月三十日
3
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琵琶湖畔雪の白さを思ふとき波打ちぎはの黙ゆたかなり
平成二十二年三月二十九日
7
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薄紅のさくら散るなかほのじろき細き鎖骨をたはませて抱く
平成二十二年三月二十九日
5
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暗闇は真空地帯無意識の層にあるもの吸ひ出されくる
平成二十二年三月二十九日
3
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工事中の赤き点滅約二分前傾姿勢に秒読みはじむ
平成二十二年三月二十九日
3
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窓にある夜はゆつくり落ちはじめさやうならとふ言葉がうかぶ
平成二十二年三月二十九日
7
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分かれ道すぎて後ろをふりむけば来し方はすでにおぼろとなりぬ
平成二十二年三月二十八日
7
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樹の意志は宇宙へ向かふ稜線の細き枝さきフラクタルめき
平成二十二年三月二十八日
4
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焦げ付かぬやうに梅ジャムくつくつと涼しい目をして煮てゐる貴女
平成二十二年三月二十八日
4
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見えてゐるものだけを見む蛇口よりほとばしる水手のひらに受く
平成二十二年三月二十八日
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もう決めた妥協はしないただ空へ空へと地より離れゆく箱
平成二十二年三月二十八日
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