やねうらねこさん
のうた一覧
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嘘でいいいいから言つてそのウソのどこにも行けぬけふ小糠雨
平成二十二年六月十六日
6
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肌と肌あはする夜の群青の時間の深みにこの身をひたす
平成二十二年六月十五日
8
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銀匙の先より紅茶の面にしづく落ちてあなたの輪郭くづす
平成二十二年六月十五日
5
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満たされた記憶そのまま残り香のやうにはりつくからつぽがこわい
平成二十二年四月五日
10
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春風にさらはれた恋あのときの風が葉擦れの音運び来る
平成二十二年四月四日
3
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透くる葉の向かうに見える光には神が宿れるやうな気のする
平成二十二年四月四日
6
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特急は旅のゆりかご揺すられて子のやうにみな窓辺に眠る
平成二十二年四月四日
15
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さくら花さくら祭を待ちきれずぼんぼり灯す丘に散り敷く
平成二十二年四月三日
2
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陽の当たる坂道にゐるわれの上をさくらひとひら過ぎりゆきたり
平成二十二年四月三日
5
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映画ならラストを飾る花吹雪あなたはひとり樹下にたたずむ
平成二十二年四月三日
5
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鶯の声ひびきくる早朝の光は透けてしんと冷たい
平成二十二年四月三日
4
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言ひ訳は無用と切つて捨てられてああとぼとぼと歩く細道
平成二十二年四月三日
8
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新たなる旅のはじまりときめきはみどり滴る山のあなたに
平成二十二年四月二日
6
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泳ぎゐし魚は何処へ濁流のさかまく川をながめてをりぬ
平成二十二年四月二日
4
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雨の夜に風の音満ちてこすれあふものの痛みを思ひ出したり
平成二十二年四月二日
7
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吹き荒るる風にひと夜を揺さぶられ花の吹雪のゆめ桜ゆめ
平成二十二年四月二日
4
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しつけ糸付いてゐること知らぬままけふ奔放にひと日過ごしぬ
平成二十二年四月一日
6
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草も樹も風も地にあるものすべて潤ませてゆくやはらかき雨
平成二十二年四月一日
5
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やはらかな山のなだりのふくらみを染めてうす紅山桜咲く
平成二十二年四月一日
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愛という言葉がアイに変はりゆく桜散るまであとはつかなり
平成二十二年四月一日
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