やねうらねこさん
のうた一覧
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人形が口きかぬとはほんたうか満月の夜は口をきくかも
平成二十二年七月十七日
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人形をあやつる者が人形の背よりそのこゑ吹き込みゐたり
平成二十二年七月十六日
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匂ひたつ魂の灯をともしつつ百年そこに博多人形
平成二十二年七月十六日
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博多節「帰りや人形と二人連れ」時引き寄せて歌ふにんぎよう
平成二十二年七月十三日
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葉隠れのめだか水面の裏に棲み空つつきつつつんつん泳ぐ
平成二十二年七月十三日
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勢ひで云つてしまつた言葉たちささめく小道を足早に過ぐ
平成二十二年七月十一日
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不全とふ思ひのにぢむゆふぐれに不協和音の雨が響かふ
平成二十二年七月十日
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滑空する鳥の呼吸にすべりゆく花咲く野辺をきみのてのひら
平成二十二年七月九日
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CTの音のふるはす待合ひの乾くソファーに時間がたわむ
平成二十二年七月八日
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橋までをうづめ尽くせる黄金の金鶏菊の波あざやけし
平成二十二年七月七日
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そつとしておいてほしいといふやうにいやいやしてゐるらふそくの影
平成二十二年七月六日
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石をも砕くそんな気持ちが災ひし割れてしまつたちひさなおまへ
平成二十二年七月四日
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頑なな気持ちが塩と化すまひる風なき空へ鳥が飛び立つ
平成二十二年七月三日
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自転車で走るのはなぜもう一度光らせてみたい明けの明星
平成二十二年七月二日
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お見舞ひにいつた三月あのときのにぎやかなうそ空へと昇る
平成二十二年七月一日
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海岸のひかりの帯に傾いたクレーンが梅雨の雲を持ち上ぐ
平成二十二年六月三十日
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薄闇を剥ぎ取りてなほ猛りゐる風のまなかにふるふ朝顔
平成二十二年六月二十七日
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逃げ出した言ひ訳をする横顔は鏡のなかに置き去りにした
平成二十二年六月二十六日
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うそのやうに晴れわたる空 電卓にならんだゼロの列うすれゆく
平成二十二年六月十九日
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山なみが墨絵のやうな朝われは陰影の濃き静物となる
平成二十二年六月十九日
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