やねうらねこさん
のうた一覧
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秋色のシャボンの玉をてのひらに掬へるだらうか木漏れ日の道
平成二十二年十月十八日
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きみまでは近くて遠いガラス戸に黄の点滅の映る真夜中
平成二十二年十月十六日
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乱数をふりこぼしつつ紋白蝶はキャベツ畑のひかりに遊ぶ
平成二十二年十月十二日
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もぎとつた青い果実の陰影に渦巻く風を描き足してみる
平成二十二年十月十二日
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ほんたうはさうなのだらう濡れそぼつ草の穂ちぎつて捨ててしまへり
平成二十二年十月八日
6
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気まぐれな風のぬけ道 一本の煙は天へほか数本は真横に流る
平成二十二年十月八日
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もう消ゆる日はまぢかなりアナログのテレビ画面をノイズが満たす
平成二十二年十月七日
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華やげるみどりの窓口かるがるとキー叩く女子駅員をりて
平成二十二年十月六日
4
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自動券売機の群が記念碑のやうに列べり昼の駅舎に
平成二十二年十月六日
3
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確実に終点は来る車窓からふはふはことばのしやぼん玉吹く
平成二十二年十月四日
6
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嘘じやないけれど言へないきみの手のカップを月のひかりが満たす
平成二十二年十月二日
8
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切れ切れのことばはもつれあひながらきみのひとみの奥へと消えぬ
平成二十二年十月二日
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鉄棒のよこに昭和を乗せたまま箱形スカイラインが停まる
平成二十二年十月二日
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足もとにガラス越しなるうづ潮のあまた小さくまはる淋しさ
平成二十二年九月二十六日
8
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何かいま言ひかけたのに風のなか流るる髪が陽ざしを逸らす
平成二十二年九月二十六日
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萩の香が夜の冷気に染みだしてひときは虫の声の高鳴る
平成二十二年九月二十六日
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噴火した山はそののち夢に入る小さき指を遊ばせたまま
平成二十二年九月二十三日
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陽に透けてひかる葉ばかり撮してた澱む時間に溺れゐしとき
平成二十二年九月二十三日
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何もかも呑み込むやうな夕焼けの海へ沈めむ駆け抜けし日々
平成二十二年九月十八日
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緊張の糸がぷつんと切れたあと不協和音を鳴らし吹く風
平成二十二年九月十八日
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