やねうらねこさん
のうた一覧
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ふところへ深くさしこむゆびさきに色のわからぬ数珠たふれきぬ
平成二十三年一月八日
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さざ波の街は水面を吹かれゆく二色の浜の運河冬ざれ
平成二十三年一月七日
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わたくしと知らずあなたは通り過ぐ道の終はりに鳴りひびく鐘
平成二十三年一月六日
10
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太陽の顔を見せない昼下がり冬枯れの野をあられがたたく
平成二十三年一月六日
5
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こなごなに砕けた硝子 ダイブするあなたのからだ受け止められない
平成二十三年一月三日
3
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抱かれてシルクロードをたどり来し壺 雪よりも白き羽根を持つ
平成二十三年一月二日
5
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燃え残る時間を煙となしゆきぬ煙突一本ふゆのま中に
平成二十三年一月一日
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怪談のやうに話が盛りあがる凍結の道曲がりそのさき
平成二十三年一月一日
6
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忘年会終へて雪の夜ストーブの前にごろりと冬眠の熊
平成二十三年一月一日
2
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無防備に鋭角に折れきしみをりさめた紅茶のやうなしまひ湯
平成二十二年十二月三十一日
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稜線にまはる風車はなつかしきゆふぞらの雲かき混ぜてゐる
平成二十二年十二月三十一日
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思ひ出を遺跡のやうに積み上げてみな捨つるなり大晦日の夜
平成二十二年十二月三十一日
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消防士のやうにホースを抱へ持ち幼は空へ水やりをせり
平成二十二年十二月三十一日
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わた雪が音もなく降る屋根を田を野原をそして道埋めゆく
平成二十二年十二月二十一日
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寝室の扉ばたんと音を立て風がどこかへ吹き抜けていつた
平成二十二年十二月二十一日
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ふところの深さをはかる 鉄塔の根もとに風の吹き荒るる夜
平成二十二年十一月五日
9
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熱つぽく語る人ゐて相づちは煙まみれだ 蒸気機関車
平成二十二年十一月五日
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飲み込まれさうに大口開けてゐる採掘坑跡くろぐろとあり
平成二十二年十一月三日
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もう一度帽子を深く被りその雨の畑へ豆採りに出ぬ
平成二十二年十一月三日
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手のやうなモミジバフウの葉が風にさよならをする そつとさよなら
平成二十二年十月十八日
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