やねうらねこさん
のうた一覧
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二人ゆく地下の通路に陽が射して天使の羽のはつかなる音
平成二十二年三月二十二日
3
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きみの呼ぶ声はいつしかとほざかりみづのおもてに輪を広げゆく
平成二十二年三月二十二日
7
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腕に抱くやはらかきものくしやくしやにしてしまふまでどこまでも落つ
平成二十二年三月二十二日
1
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いたづらな光を帯ぶるきみの目に幼のやうにわれは映ろふ
平成二十二年三月二十二日
3
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ふたりきりひそむ小部屋にかりそめの生と死をへて眠るひととき
平成二十二年三月二十一日
11
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ひんやりとひたひをなぞるきみの手に火照り吸はせて夢にまどろむ
平成二十二年三月二十一日
6
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うららかな春のひかりを浴びてゐるふくらむ蕾つぼみのさくら
平成二十二年三月二十一日
1
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抱きしめて胸のふるへをおし殺す影やはらかに重なりしあと
平成二十二年三月二十一日
9
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薄衣をまとひて巫女の目をしたるきみの耳朶へとくちびるを寄す
平成二十二年三月二十一日
6
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しなやかな四肢でシーツを縫ふやうに蔓植物の擬態をとりぬ
平成二十二年三月二十日
4
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問ふ君の揺るるまなざし受けとめてただひとつだけ明かり灯せり
平成二十二年三月二十日
4
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眠りゐるたましひの火を起こしつつ背をなぞりゆく君のゆびさき
平成二十二年三月二十日
4
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うす膜に隔てられたる境界に二つの海のせめぎあふ夜
平成二十二年三月二十日
9
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緋のいろのうつはの向かうお祈りのやうにあはさるきみの手のひら
平成二十二年三月二十日
4
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きみの声すこし小さくなりゆきてかの思ひ出の日々を語れり
平成二十二年三月十九日
2
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逢ふことも逢はざることも止めにして風のまにまに石と化しゆく
平成二十二年三月十九日
7
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君のこゑ聴きつづけたり墜ちてゆく夜をふたたびゆりかごにして
平成二十二年三月十九日
2
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約束はしてないけれど待つてゐるそんな夏日がまたやつて来る
平成二十二年三月十九日
4
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きみの手の湿り気帯ぶる宵小路 月の光は発酵はじむ
平成二十二年三月十九日
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満月にふたり魅入られ方形の明るむ窓に密そめきて佇つ
平成二十二年三月十八日
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