やねうらねこさん
のうた一覧
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吹き荒るる風にひと夜を揺さぶられ花の吹雪のゆめ桜ゆめ
平成二十二年四月二日
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泳ぎゐし魚は何処へ濁流のさかまく川をながめてをりぬ
平成二十二年四月二日
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鶯の声ひびきくる早朝の光は透けてしんと冷たい
平成二十二年四月三日
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自転車で走るのはなぜもう一度光らせてみたい明けの明星
平成二十二年七月二日
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CTの音のふるはす待合ひの乾くソファーに時間がたわむ
平成二十二年七月八日
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滑空する鳥の呼吸にすべりゆく花咲く野辺をきみのてのひら
平成二十二年七月九日
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幾年を碍子は揺るがぬ島として過ぎゆく風に夜毎鳴きをり
平成二十二年七月二十五日
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名工の手による家の梁、柱 野太き骨は狂ひなく咬む
平成二十二年八月三日
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猛暑の日スイカジュースを思ひ出すチャオプラヤ川下りゐし船の
平成二十二年八月五日
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巨峰巨峰 幟はためくパイロット農園までの坂のぼりゆく
平成二十二年八月十四日
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目の前をくるんくるんとゆくメモは何とはなしに掴んでしまふ
平成二十二年八月二十八日
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明け方の夢の怖さに疑ひを持ちつつトンネル抜けて目覚めぬ
平成二十二年九月五日
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噴火した山はそののち夢に入る小さき指を遊ばせたまま
平成二十二年九月二十三日
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華やげるみどりの窓口かるがるとキー叩く女子駅員をりて
平成二十二年十月六日
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ふところへ深くさしこむゆびさきに色のわからぬ数珠たふれきぬ
平成二十三年一月八日
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シャーベットみたいな雪を蹴散らして走る四駆の軽トラ軽し
平成二十三年一月八日
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手さぐりにレンジへ火を入れ氷ごと温めひとりの夜をやり過ごす
平成二十三年二月二十三日
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鹿が声ふりしぼる夜を軍神にはべる刃の月の滴り
平成二十三年二月二十四日
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空港の駐車料金わりびきは誰かが釣り糸たれてるやうで
平成二十三年二月二十六日
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なだらかに空へと回帰する丘をきみとふたりでのぼりゆくなり
平成二十二年三月十八日
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