やねうらねこさん
のうた一覧
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抱かれてシルクロードをたどり来し壺 雪よりも白き羽根を持つ
平成二十三年一月二日
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太陽の顔を見せない昼下がり冬枯れの野をあられがたたく
平成二十三年一月六日
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ふところで壊れたキャッシュとりおいたきみの写真はモザイクとなる
平成二十三年一月十日
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いのち持ち動き出すやう山越えのヘッドライトに浮かぶ木の影
平成二十三年二月二十三日
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言へぬまま別れて来た道花月の雨後のぬかるみ踏みしめ歩く
平成二十二年三月十五日
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今日も雨です
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響きあふ音叉のやうな夜がほどけ海は真白のシーツに戻る
平成二十二年三月十五日
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逢ふじかん逢はぬじかんの糸車入り日の赤にカラカラまはる
平成二十二年三月十六日
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きみの手の湿り気帯ぶる宵小路 月の光は発酵はじむ
平成二十二年三月十九日
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満月にふたり魅入られ方形の明るむ窓に密そめきて佇つ
平成二十二年三月十八日
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約束はしてないけれど待つてゐるそんな夏日がまたやつて来る
平成二十二年三月十九日
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緋のいろのうつはの向かうお祈りのやうにあはさるきみの手のひら
平成二十二年三月二十日
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眠りゐるたましひの火を起こしつつ背をなぞりゆく君のゆびさき
平成二十二年三月二十日
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問ふ君の揺るるまなざし受けとめてただひとつだけ明かり灯せり
平成二十二年三月二十日
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しなやかな四肢でシーツを縫ふやうに蔓植物の擬態をとりぬ
平成二十二年三月二十日
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父のもうゐない花月引き出しに金折れあまた仕舞はれてをり
平成二十二年三月二十四日
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草原は月の光に満たされてトムソンガゼルの跳ねてゆく径
平成二十二年三月二十五日
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無理させちやいけないと思ふ ゆりかごに閉ぢこめし火に焦がされてゐる
平成二十二年三月二十六日
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焦げ付かぬやうに梅ジャムくつくつと涼しい目をして煮てゐる貴女
平成二十二年三月二十八日
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樹の意志は宇宙へ向かふ稜線の細き枝さきフラクタルめき
平成二十二年三月二十八日
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とめどなきその花ふさの狂乱に耐えてふるへる鎖骨のくぼみ
平成二十二年三月三十日
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