やねうらねこさん
のうた一覧
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ほんたうはさうなのだらう濡れそぼつ草の穂ちぎつて捨ててしまへり
平成二十二年十月八日
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きみまでは近くて遠いガラス戸に黄の点滅の映る真夜中
平成二十二年十月十六日
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手のやうなモミジバフウの葉が風にさよならをする そつとさよなら
平成二十二年十月十八日
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もう一度帽子を深く被りその雨の畑へ豆採りに出ぬ
平成二十二年十一月三日
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熱つぽく語る人ゐて相づちは煙まみれだ 蒸気機関車
平成二十二年十一月五日
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思ひ出を遺跡のやうに積み上げてみな捨つるなり大晦日の夜
平成二十二年十二月三十一日
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無防備に鋭角に折れきしみをりさめた紅茶のやうなしまひ湯
平成二十二年十二月三十一日
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怪談のやうに話が盛りあがる凍結の道曲がりそのさき
平成二十三年一月一日
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堰をきり電車のなかへ押してゆく流れのさきの影おぼろなり
平成二十三年一月九日
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地下深く閉ざされてゐた雪解けのみづのいのちのほとばしる朝
平成二十三年二月二十三日
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風が火をさらつていつた降りつみし雪あしもとのおぼつかなくて
平成二十三年二月二十三日
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微熱もつ手に沫雪のほどかれて冷たき空の雫を残す
平成二十三年二月二十四日
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品書きに「草のスープ」の文字が見ゆカモシカ牧場わきの食堂
平成二十三年二月二十六日
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結び目がほどけず積み荷をおろせない過熱炉心の報道つづく
平成二十三年三月十九日
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トンネルの向かうはきつと雪だらうポケットの中で携帶が鳴る
平成二十二年三月十四日
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旅先にて
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朝霧のたゆたふ谷にしづけさが降る幻想第四次の澱
平成二十二年三月二十五日
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見えてゐるものだけを見む蛇口よりほとばしる水手のひらに受く
平成二十二年三月二十八日
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薄紅のさくら散るなかほのじろき細き鎖骨をたはませて抱く
平成二十二年三月二十九日
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昨日まで何もなかつた暗緑の闇にからだを溶かされゆきぬ
平成二十二年三月三十日
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公園を吹き抜けて青 早春の鉄の格子を奏でゐし風
平成二十二年三月三十一日
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