やねうらねこさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
雨音にふるへる空をうちに持ち少女はひとり絵のなかに棲む
平成二十二年三月十八日
6
もっと見る
薄衣をまとひて巫女の目をしたるきみの耳朶へとくちびるを寄す
平成二十二年三月二十一日
6
もっと見る
ひんやりとひたひをなぞるきみの手に火照り吸はせて夢にまどろむ
平成二十二年三月二十一日
6
もっと見る
玉砂利の敷かれゐる庭 落ちさうな滴に映るみどり葉が揺る
平成二十二年三月三十一日
6
もっと見る
しつけ糸付いてゐること知らぬままけふ奔放にひと日過ごしぬ
平成二十二年四月一日
6
もっと見る
新たなる旅のはじまりときめきはみどり滴る山のあなたに
平成二十二年四月二日
6
もっと見る
透くる葉の向かうに見える光には神が宿れるやうな気のする
平成二十二年四月四日
6
もっと見る
嘘でいいいいから言つてそのウソのどこにも行けぬけふ小糠雨
平成二十二年六月十六日
6
もっと見る
そつとしておいてほしいといふやうにいやいやしてゐるらふそくの影
平成二十二年七月六日
6
もっと見る
不全とふ思ひのにぢむゆふぐれに不協和音の雨が響かふ
平成二十二年七月十日
6
もっと見る
きみとをれば笑ひころげて啄みてそれよりまへを忘れてしまふ
平成二十二年七月十九日
6
もっと見る
ローバーの脚きしみつつ越えてゆく赤砂地の縁なみうつ地平
平成二十二年七月二十日
6
もっと見る
門の灯は消えたけれども突き放すこともできずにその肩を抱く
平成二十二年七月二十四日
6
もっと見る
セブ牛は背にこぶ肉を包み持ちバオバブの影ふみしめ帰る
平成二十二年七月二十七日
6
もっと見る
鰆焼く夕餉の煙ゆふぐれに光のスープかき混ぜてゐる
平成二十二年七月二十八日
6
もっと見る
ビー玉がふたつかちんと当たるとき何かがはじけ過去へ飛び去る
平成二十二年八月二日
6
もっと見る
気づかねば知らないままに済んだこと椎の葉末が風にざわめく
平成二十二年八月十三日
6
もっと見る
ルームキー胸ポケットに差し入れぬ さやさやささやく声するロビー
平成二十二年八月二十四日
6
もっと見る
何かいま言ひかけたのに風のなか流るる髪が陽ざしを逸らす
平成二十二年九月二十六日
6
もっと見る
確実に終点は来る車窓からふはふはことばのしやぼん玉吹く
平成二十二年十月四日
6
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[12]