やねうらねこさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
逢ふことも逢はざることも止めにして風のまにまに石と化しゆく
平成二十二年三月十九日
7
もっと見る
きみの呼ぶ声はいつしかとほざかりみづのおもてに輪を広げゆく
平成二十二年三月二十二日
7
もっと見る
原つぱでもぐる土管の穴のさき過去世未来世ゆふぞらが燃ゆ
平成二十二年三月二十六日
7
もっと見る
水切りの小石のやうにくぐりゆく桜並木に降る花の雨
平成二十二年三月二十七日
7
もっと見る
分かれ道すぎて後ろをふりむけば来し方はすでにおぼろとなりぬ
平成二十二年三月二十八日
7
もっと見る
窓にある夜はゆつくり落ちはじめさやうならとふ言葉がうかぶ
平成二十二年三月二十九日
7
もっと見る
琵琶湖畔雪の白さを思ふとき波打ちぎはの黙ゆたかなり
平成二十二年三月二十九日
7
もっと見る
雨の夜に風の音満ちてこすれあふものの痛みを思ひ出したり
平成二十二年四月二日
7
もっと見る
石をも砕くそんな気持ちが災ひし割れてしまつたちひさなおまへ
平成二十二年七月四日
7
もっと見る
勢ひで云つてしまつた言葉たちささめく小道を足早に過ぐ
平成二十二年七月十一日
7
もっと見る
ひとすじの光が地下を照らすとき星辰を知る木乃伊の眼窩
平成二十二年七月二十一日
7
もっと見る
南へと発つときを待つ子つばめのほとりに浮かぶまひるまの月
平成二十二年八月一日
7
もっと見る
ぎりぎりの線なのだらう振りむかず子は風に向き自転車をこぐ
平成二十二年八月三日
7
もっと見る
島宇宙浮かぶ銀河の深淵を白鳥いまも羽ばたきてをり
平成二十二年八月十二日
7
もっと見る
ほの白きルームライトを消してのち海岸通りに降る月明かり
平成二十二年八月十六日
7
もっと見る
手のひらの小石ひんやり夏の日のキャンプの夜半へもどりてゆきぬ
平成二十二年八月二十八日
7
もっと見る
美しきものうつろひやすき夏の夜を眠りの国より連れてきた雪
平成二十二年九月十二日
7
もっと見る
切れ切れのことばはもつれあひながらきみのひとみの奥へと消えぬ
平成二十二年十月二日
7
もっと見る
冷え込みのきびしい朝を軋ませて氷柱のついた水車がまはる
平成二十三年二月二十三日
7
もっと見る
手折りたき花は薄紅ゆふぐれの気をやはらかにふふみ揺れをり
平成二十二年三月十八日
6
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[12]