やねうらねこさん
のうた一覧
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前のめりに歩く足もと饒舌な銀杏の影がさわめきてをり
平成二十二年八月十日
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ふたりして線香花火の火を囲ふ今宵抱きしめひらきゆく花
平成二十二年八月二十八日
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人混みに紛れて消えたあの女性の小さな後ろ姿が浮かぶ
平成二十二年九月一日
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秋色のシャボンの玉をてのひらに掬へるだらうか木漏れ日の道
平成二十二年十月十八日
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わたくしと知らずあなたは通り過ぐ道の終はりに鳴りひびく鐘
平成二十三年一月六日
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ほのぐらき影を呑み込むゆふぐれはメビウスの輪に囚はれてゐる
平成二十二年三月十七日
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うす膜に隔てられたる境界に二つの海のせめぎあふ夜
平成二十二年三月二十日
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抱きしめて胸のふるへをおし殺す影やはらかに重なりしあと
平成二十二年三月二十一日
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胸おくでまたたく星のひかり消ゆ 夜風ふみしめ追ふ月のみち
平成二十二年三月二十六日
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うそのやうに晴れわたる空 電卓にならんだゼロの列うすれゆく
平成二十二年六月十九日
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頑なな気持ちが塩と化すまひる風なき空へ鳥が飛び立つ
平成二十二年七月三日
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匂ひたつ魂の灯をともしつつ百年そこに博多人形
平成二十二年七月十六日
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参道のささゆりかうべ垂れてをり夢見るやうに雨のひと日を
平成二十二年七月三十日
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沈黙を崩せないまま青空のノイズを拾ふ携帯電話
平成二十二年八月六日
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鈴虫の声透きとほる満月の明るい空を飛んでゆく雲
平成二十二年八月二十九日
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窓ガラス叩く嵐の風音を聞きつつメール待つ夏の夜半
平成二十二年九月十一日
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もうちよつとあと少しだよ声かけてプールサイドを子に添ひ歩く
平成二十二年九月十一日
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陽に透けてひかる葉ばかり撮してた澱む時間に溺れゐしとき
平成二十二年九月二十三日
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乱数をふりこぼしつつ紋白蝶はキャベツ畑のひかりに遊ぶ
平成二十二年十月十二日
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ふところの深さをはかる 鉄塔の根もとに風の吹き荒るる夜
平成二十二年十一月五日
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