やねうらねこさん
のうた一覧
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南へと発つときを待つ子つばめのほとりに浮かぶまひるまの月
平成二十二年八月一日
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参道のささゆりかうべ垂れてをり夢見るやうに雨のひと日を
平成二十二年七月三十日
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夏雲を持ち上げてゐる風たちが笹の葉なぶり遊びてをりぬ
平成二十二年七月二十九日
5
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ひるがへる燕のターン子らの声響き光のなかへと昇る
平成二十二年七月二十三日
5
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葉隠れのめだか水面の裏に棲み空つつきつつつんつん泳ぐ
平成二十二年七月十三日
3
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滑空する鳥の呼吸にすべりゆく花咲く野辺をきみのてのひら
平成二十二年七月九日
4
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橋までをうづめ尽くせる黄金の金鶏菊の波あざやけし
平成二十二年七月七日
2
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海岸のひかりの帯に傾いたクレーンが梅雨の雲を持ち上ぐ
平成二十二年六月三十日
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薄闇を剥ぎ取りてなほ猛りゐる風のまなかにふるふ朝顔
平成二十二年六月二十七日
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山なみが墨絵のやうな朝われは陰影の濃き静物となる
平成二十二年六月十九日
5
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透くる葉の向かうに見える光には神が宿れるやうな気のする
平成二十二年四月四日
6
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さくら花さくら祭を待ちきれずぼんぼり灯す丘に散り敷く
平成二十二年四月三日
2
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陽の当たる坂道にゐるわれの上をさくらひとひら過ぎりゆきたり
平成二十二年四月三日
5
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鶯の声ひびきくる早朝の光は透けてしんと冷たい
平成二十二年四月三日
4
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泳ぎゐし魚は何処へ濁流のさかまく川をながめてをりぬ
平成二十二年四月二日
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吹き荒るる風にひと夜を揺さぶられ花の吹雪のゆめ桜ゆめ
平成二十二年四月二日
4
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草も樹も風も地にあるものすべて潤ませてゆくやはらかき雨
平成二十二年四月一日
5
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やはらかな山のなだりのふくらみを染めてうす紅山桜咲く
平成二十二年四月一日
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公園を吹き抜けて青 早春の鉄の格子を奏でゐし風
平成二十二年三月三十一日
5
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玉砂利の敷かれゐる庭 落ちさうな滴に映るみどり葉が揺る
平成二十二年三月三十一日
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