やねうらねこさん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
愛という言葉がアイに変はりゆく桜散るまであとはつかなり
平成二十二年四月一日
2
もっと見る
とめどなきその花ふさの狂乱に耐えてふるへる鎖骨のくぼみ
平成二十二年三月三十日
4
もっと見る
薄紅の記憶沈めし水底の文ゆらゆらと藻のやうに揺る
平成二十二年三月三十日
3
もっと見る
薄紅のさくら散るなかほのじろき細き鎖骨をたはませて抱く
平成二十二年三月二十九日
5
もっと見る
焦げ付かぬやうに梅ジャムくつくつと涼しい目をして煮てゐる貴女
平成二十二年三月二十八日
4
もっと見る
無理させちやいけないと思ふ ゆりかごに閉ぢこめし火に焦がされてゐる
平成二十二年三月二十六日
4
もっと見る
便箋は静かなる湖(うみ)行間に雨の匂ひがただよひてをり
平成二十二年三月二十四日
16
もっと見る
この夜の逢ひを記憶にとどめえぬ遺伝子ならぶ螺旋の孤独
平成二十二年三月二十四日
1
もっと見る
打ち寄する眠りのあはひただよひて覚むればふたり寄り添ひてをり
平成二十二年三月二十四日
2
もっと見る
別れぎは汝を引き寄する肩さきに記憶こぼれてあはあは光る
平成二十二年三月二十二日
1
もっと見る
二人ゆく地下の通路に陽が射して天使の羽のはつかなる音
平成二十二年三月二十二日
3
もっと見る
きみの呼ぶ声はいつしかとほざかりみづのおもてに輪を広げゆく
平成二十二年三月二十二日
7
もっと見る
腕に抱くやはらかきものくしやくしやにしてしまふまでどこまでも落つ
平成二十二年三月二十二日
1
もっと見る
いたづらな光を帯ぶるきみの目に幼のやうにわれは映ろふ
平成二十二年三月二十二日
3
もっと見る
ふたりきりひそむ小部屋にかりそめの生と死をへて眠るひととき
平成二十二年三月二十一日
11
もっと見る
ひんやりとひたひをなぞるきみの手に火照り吸はせて夢にまどろむ
平成二十二年三月二十一日
6
もっと見る
抱きしめて胸のふるへをおし殺す影やはらかに重なりしあと
平成二十二年三月二十一日
9
もっと見る
薄衣をまとひて巫女の目をしたるきみの耳朶へとくちびるを寄す
平成二十二年三月二十一日
6
もっと見る
しなやかな四肢でシーツを縫ふやうに蔓植物の擬態をとりぬ
平成二十二年三月二十日
4
もっと見る
問ふ君の揺るるまなざし受けとめてただひとつだけ明かり灯せり
平成二十二年三月二十日
4
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>