やねうらねこさん
のうた一覧
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鹿が声ふりしぼる夜を軍神にはべる刃の月の滴り
平成二十三年二月二十四日
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冷え込みのきびしい朝を軋ませて氷柱のついた水車がまはる
平成二十三年二月二十三日
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地下深く閉ざされてゐた雪解けのみづのいのちのほとばしる朝
平成二十三年二月二十三日
6
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さざ波の街は水面を吹かれゆく二色の浜の運河冬ざれ
平成二十三年一月七日
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太陽の顔を見せない昼下がり冬枯れの野をあられがたたく
平成二十三年一月六日
5
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稜線にまはる風車はなつかしきゆふぞらの雲かき混ぜてゐる
平成二十二年十二月三十一日
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わた雪が音もなく降る屋根を田を野原をそして道埋めゆく
平成二十二年十二月二十一日
5
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手のやうなモミジバフウの葉が風にさよならをする そつとさよなら
平成二十二年十月十八日
6
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秋色のシャボンの玉をてのひらに掬へるだらうか木漏れ日の道
平成二十二年十月十八日
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乱数をふりこぼしつつ紋白蝶はキャベツ畑のひかりに遊ぶ
平成二十二年十月十二日
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気まぐれな風のぬけ道 一本の煙は天へほか数本は真横に流る
平成二十二年十月八日
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萩の香が夜の冷気に染みだしてひときは虫の声の高鳴る
平成二十二年九月二十六日
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息をのむ光景だつた大津波あらはれ波にみな呑みこまる
平成二十二年九月十一日
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鈴虫の声透きとほる満月の明るい空を飛んでゆく雲
平成二十二年八月二十九日
9
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手のひらの小石ひんやり夏の日のキャンプの夜半へもどりてゆきぬ
平成二十二年八月二十八日
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島宇宙浮かぶ銀河の深淵を白鳥いまも羽ばたきてをり
平成二十二年八月十二日
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谷あひの草を薙ぎつつゆく空にあふるるごとく蝉の声降る
平成二十二年八月十日
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葉の陰に羽をやすめてゐた蝶のまだらの模様がひかりに浮かぶ
平成二十二年八月六日
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名工の手による家の梁、柱 野太き骨は狂ひなく咬む
平成二十二年八月三日
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合歓の花あかるむまひる枝の先に茫洋として陽が揺れてをり
平成二十二年八月二日
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