芳立さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- ちはやぶる神代もきかず隅田川かがみに空の樹をうつすとは 平成二十四年五月二十三日 13 本歌、在原業平「ちはやぶる神代も... もっと見る
- 冬は夏十一月の太陽に月が重なりおほすとらりあ 平成二十四年五月二十二日 7 日食グラスが手に入らなくて金環日... もっと見る
- 世に立たぬなにかは恥ぢむ花も実も成さず朽つるを尽くすひと草 平成二十四年五月二十二日 14 もっと見る
- 晩餐のあとにも謎は解けぬままだれか一人が彼を裏切る 平成二十四年五月二十二日 12 もっと見る
- 熱がある息苦しいし今君の顔が見えるしきつと風邪だな 平成二十四年五月十八日 12 もっと見る
- たそがれの魔女の技だねわが袖をつかんだ指の力ぐあひは 平成二十四年五月十七日 14 ツイッターより改詠。 もっと見る
- 水晶の涙を君に密輸した武器商人が逮捕されたよ 平成二十四年五月十六日 18 もっと見る
- ほほ笑んだ君の呪ひに言はされるショートカットも似合ふねなんて 平成二十四年五月十四日 14 もっと見る
- 折々に迷ひ悩めばどの道も上りばかりの渋谷ｖａｎｉｔｙ 平成二十四年五月十四日 7 もっと見る
- 隠り沼の下世話は餌に味つけてつぎつぎ釣れる婚活ビジネス 平成二十四年五月十三日 8 「隠り沼の」は「下」（した）にか... もっと見る
- 朝の日のあふれて夢もはつ夏のしづくをすするくちびるの色 平成二十四年五月十三日 13 もっと見る
- 風といふ薫りを知つて中間の試験範囲はキスまでにする 平成二十四年五月十二日 9 もっと見る
- ほんたうのねがひをきけばしあはせをくらべることのいらないせかい 平成二十四年五月十一日 15 もっと見る
- さへづりを百舌の真似るかさらされた五万五千のパスワードたち 平成二十四年五月九日 6 「Twitter、ID・パスワー... もっと見る
- おごそかな光であつた敷栲に活けづくりした君の目とくち 平成二十四年五月九日 5 もっと見る
- 枕べに指のひとつも触れられぬ座敷わらしの初恋のひと 平成二十四年五月八日 7 もっと見る
- いくへものひだの山路に伏す謎は夜の衣をかさね解きゆく 平成二十四年五月七日 10 もっと見る
- すぎたりし春雨になほうるふ月満ちてさらへるひとのこころは 平成二十四年五月七日 12 もっと見る
- あかねさす君のことばを話してもはつ夏の日に発つエトランゼ 平成二十四年五月六日 8 もっと見る
- ふたたびの四月も知らぬ荒れ地に無言の「春の歌」の仕打ちよ 平成二十四年五月六日 10 『うたつかい』第7号（4月号） もっと見る
