芳立さん
のうた一覧
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山里は今ぞ嬉しさまさるらむ蒼天井の夏と思へば
令和元年六月六日
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本歌、源宗于「山里は冬ぞさびしさ...
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いのちあれば種をまくよりほかはなし生ひゆかむもの立ち枯れむもの
令和元年六月六日
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よそごとに思ひしものをわが街も聖火リレーは通らむといふ
令和元年六月一日
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夏ひと夜たえぬかがりも夢ならば夢よりほかに何をたのまむ
令和元年五月三十一日
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終はりつつ目覚めを知らぬ夢のごと五月の空は明転しゆく
令和元年五月三十日
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病める葉も虫に食はるる葉もともに育ちゆくべしひまはりの子ら
令和元年五月二十九日
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血のゆかりある人々は佳かりけり亡きわが親のいのちとぞ見る
令和元年五月二十六日
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しばらくは君よ若葉の光なれ日ざしに夏の色は見ゆとも
令和元年五月二十三日
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あてもなき旅にしあればくさまくら夕はいづこの骨と埋もれむ
令和元年五月二十二日
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君もまた君のかたちをあらはせよけやき若葉の繁りくるころ
令和元年五月二十一日
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わが胸の土の底まではつ夏のけやき並木はざわめかせたり
令和元年五月十六日
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声高く川せき切りて走る水のとどまるを知らず乙女らは行く
令和元年五月十一日
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めぐり見れば昔ならねど早苗田におりたつ鷺の白き翼は
令和元年五月十日
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はつ夏やふたり過ぎゆく若人は恐れなかりしわれらなりけり
令和元年五月九日
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なにとなく早く起きみむ心なきわが庭にさへひなげしの咲く
令和元年五月八日
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幾十とせ経ても変はらずわが胸にみどりざわめく初夏のころ
令和元年五月八日
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代掻きを終へて田の面に南より風が薫ればさざなみの立つ
令和元年五月六日
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うたびとに九重の花たまはせし御心はいま国しろしめす
令和元年五月四日
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ファシストが群れ叫ぶなり九条をまもらぬ者は平和の敵と
令和元年五月三日
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風薫るころと思へば夏ちかき狭山の丘は青々とせり
令和元年五月二日
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