芳立さん
のうた一覧
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降りしきるみぞれに重き灰いろの空に型抜く碧きローソン
平成二十五年十二月二十七日
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きのふけふ桜も雪もふる利根のかはらぬ筋にあすも沿はまく
平成二十五年十二月二十六日
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改築のための退去に応じない三号室のポルターガイスト
平成二十五年十二月二十六日
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#怪談短歌 の締め切りに間に合わ...
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腰までの髪を聖夜にばつさりと切つたお菊に何があつたの
平成二十五年十二月二十五日
5
#怪談短歌
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くどいから皿の最後の一枚を投げてやつたら静まつた井戸
平成二十五年十二月二十五日
9
#怪談短歌
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宗教のなからむ世をと歌ひつつメリークリスマスと言ふレノン
平成二十五年十二月二十五日
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“Imagine” “Happ...
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サイレントナイトに贈る スーダンの韓国軍に銃弾いくつ
平成二十五年十二月二十四日
6
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あらたまの春べに氷面はとけぬとも水のひかりに君をおぼえむ
平成二十五年十二月二十四日
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五輪メダルにだけは縁のない女王で...
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約束をすつぽかされた達郎のうたにマリアもただ呆れつつ
平成二十五年十二月二十四日
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ももたらず八十の齢も千代八千代つぎゆく州のひとよなるかな
平成二十五年十二月二十三日
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人の子をなぶり殺してそのわざを愛の鞭とは鬼がいふなり
平成二十五年十二月二十三日
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われは今もその虜なりあの子には負けないと告りし美姫のまなざし
平成二十五年十二月二十二日
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星凍つる夜に光らむ真玉なるふたりしづかに森のその奥
平成二十五年十二月二十二日
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身に凍むるみぞれに行けばそれがまま生きよ来よとぞ御仏の喚ぶ
平成二十五年十二月二十日
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求むれば得ぬ長旅の夢さめてもとよりなにをわれ求めけむ
平成二十五年十二月十九日
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成したるはひとつだになくはつ雪に来む年こそとこぞも思ひき
平成二十五年十二月十八日
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正義対悪の図式で世のなかを考へるのは二十歳でやめろ
平成二十五年十二月十八日
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しらまゆみ春と浮かれてつがへては二つ放てど残る矢ぞなき
平成二十五年十二月十八日
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足音を聞けば軍靴のひびきだと吠えたててゐるパブロフの犬
平成二十五年十二月十七日
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犬じゃねえってんなら自分の言葉で...
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その耳にひびくと言ふか軍靴など聞き知りもせぬ戦後生まれが
平成二十五年十二月十七日
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「軍靴の響きが聞こえる」なんて言...
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