芳立さん
のうた一覧
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はつ春や高き鼓をうつせみの人は生まれも死にもするなり
平成二十七年一月四日
9
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ひとをただ鶴の声音にしのびをり吐息のさらに白くなるころ
平成二十七年一月三日
16
今度こそ、折句。
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道も得であだにわけゆくおのが身に雪ふりやまぬ本願寺かな
平成二十七年一月三日
10
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道の外はつひのゆくへを知らぬままとどまれとみるしるべもぞなき
平成二十七年一月三日
6
折句として投稿したのですが、よく...
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初春のころもひとへにあらたまの年越しごとにかさねきしかな
平成二十七年一月一日
9
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牧場にもあゆみゆくべき道はありのちの空より光さしつつ
平成二十七年一月一日
4
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鐘の音と読経の声はひびくなりNHKの企画どほりに
平成二十六年十二月三十一日
5
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波もなき川面に舟は浮かびつつまた瀬音きく旅とこそ知れ
平成二十六年十二月三十一日
9
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コンビニのまへでケーキをひとり売るサンタむすめに幸ひはあれ
平成二十六年十二月二十四日
15
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かなたより倦まず喚びます道さへもけがすばかりの足ふたつかな
平成二十六年十二月二十三日
7
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冬の夜にどこへ行つたか知る人もないセントラルパークのあひる
平成二十六年十二月十九日
6
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憂へつつさりとて胆をすゑの世に入りて千歳は晴れつ曇りつ
平成二十六年十二月十六日
4
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つひの世を見むとぞ思ふわが舟は止められもせぬ潮にありとも
平成二十六年十二月十六日
6
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さむき夜に靴をみがけば亡き友のなほ春さきのままにうたへる
平成二十六年十二月十日
9
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この国に骨をうづめるつもりよと上目づかひのこりん星人
平成二十六年十二月九日
7
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御仏はくもる眼にみえずともまぶた閉づればこれにまします
平成二十六年十二月八日
10
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それすらもマニュアルなのか見おぼえのある客ならば「いつも」を付ける
平成二十六年十二月八日
6
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「ありがたうございます」にはマニュアルにない「いつも」など付けて笑む君
平成二十六年十二月八日
5
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ひさかたの星さえざえとかぞふればひと日ひと夜をおこたらぬ冬
平成二十六年十二月八日
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ただ落ちてつもるにあらずけやきの葉たがひと息にいまは燃ゆべき
平成二十六年十二月五日
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