芳立さん
のうた一覧
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苗のあを梅雨間の風になびきつつかはづのもりとはや伸ぶるかな
平成二十二年六月二十二日
11
「杜」に「守り」を掛け。
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ささめきて猪をはらへるすずやかのせせらぎの音にそぞろ歩かる
平成二十二年六月二十二日
11
光源氏様から頂いた「ゆららかに」...
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さつき晴れころもにはゆるしろたへの雲こそ夏ののぼりなりけれ
平成二十二年六月二十一日
11
午後に少し晴れ間がありました。
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かきくらしうみにうき世のうたかたも珠とかがよふ梅雨晴れの朝
平成二十二年六月二十一日
8
「かき暗らし」に「暮らし」、「海...
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見えじとて知りつつ待つはかひなくて昨夜ともいはぬ夜ぞあけにける
平成二十二年六月二十一日
9
中山道「美江寺」と「木曽」を詠み...
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さみだれてあし根にみえぬしらゆりの人こそしらねかわく間もなし
平成二十二年六月二十一日
10
光源氏様より頂いた「あまつゆを」...
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かりそめのひと夜のあけのこころねをひめゆりにおく夏のあま露
平成二十二年六月二十一日
10
光源氏様より頂いた「こころねを」...
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あしたにはあかき顔ありゆふべには骨とぞならぬ暮るるおろかさ
平成二十二年六月二十日
12
「されば、朝には紅顔ありて夕には...
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ひと花を咲かせむがため丈夫はなみだ忍びてなすは言の葉
平成二十二年六月二十日
10
という具合に、男の歌はええかっこ...
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男性はええかつこしいの歌を詠み女性はやたら悲劇のヒロイン
平成二十二年六月十九日
34
同じことかもしれませんが、私はこ...
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いにしへに習ふたあへるあなとみあ今に日本はまさりけるかな
平成二十二年六月十九日
8
即詠! 『ターヘル・アナトミア...
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きたへむとゆく足ひきのやまとうたしげれることのはの際ぞなき
平成二十二年六月十九日
10
実感。もともと“言葉力”をきたえ...
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あかりゆく東の空のうき雲にかへりみらるる有明の月
平成二十二年六月十九日
7
本歌、九条兼実「帰りつる名残の空...
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あま舟を浪におき引くたくなはの千尋の糸をゆふのさみだれ
平成二十二年六月十八日
18
後鳥羽上皇「難波江やあまのたくな...
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事務的にナースは告げついもうとがいま麻酔よりかへりきたれる
平成二十二年六月十八日
28
事務的な言い方にむしろホッとする...
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蒸し暑さに宿を立ち出でてそのあまり涼しき風に散歩やまれず
平成二十二年六月十八日
11
本歌、百人一首のあれとか啄木のあ...
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あつき夜の月のあやなすあやめぐさ文目を知らばあすにふれ雨
平成二十二年六月十七日
16
「あやめぐさ」【枕】「あや」等。...
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祈るほかなき身のほどにいもうとの執刀医から説明を受く
平成二十二年六月十七日
11
客観的にはひどく心配すべきもので...
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いにしへの世こそ見しらねしらくもの絶ゆともきえぬ富士のみね雪
平成二十二年六月十七日
13
「しらくもの」【枕】「絶ゆ」等。...
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寝ねがてに燃ゆる思ひはかかりけむ君に焦がれしむかしの人も
平成二十二年六月十七日
8
本歌、柿本人麻呂「古にありけむ人...
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