芳立さん
のうた一覧
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阿吽阿吽くりかへしけむ摩訶迦葉ただひとつだにわれに届けと
平成二十二年六月二十七日
10
仏教経典(特に初期のもの)が、ま...
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いざよひてたちまち隠る居待ちても寝待ちにもなほ君のみえなく
平成二十二年六月二十七日
13
「忽ち」に「立ち待ち」を掛け。 ...
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白南風や稲ひと汐に波たてて這ひわたりゆく雲のかげかな
平成二十二年六月二十七日
3
自分にとっての夏の原風景を詠みま...
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われもまたひとり去る日が来るなんて思はなかつたライ麦畑
平成二十二年六月二十七日
5
この小説をテーマに卒論を書いた者...
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風たちぬ入り日もれさす死のかげの谷よりほかに生くべきぞなき
平成二十二年六月二十六日
12
光源氏様から頂いた「風立ちぬ」に...
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ただ照ると東にみるや秩父路の入梅の月はや隠れつつ
平成二十二年六月二十六日
15
光源氏様から頂いた「ただ見越す」...
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今宵とて寄する言の葉こころねの浅きもみえば恋ひざらましを
平成二十二年六月二十六日
13
「葉」「根」の縁。
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みすずかる信濃みそらの夏はてて夕風たちぬいざ生きゆかむ
平成二十二年六月二十六日
14
「みすずかる」【枕】「信濃」。 ...
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うつしよに女なやめば都富士そまに生けるは牡鹿のみかは
平成二十二年六月二十五日
11
「都富士」は比叡山の異称。 「...
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ゆくすゑも宇佐も思はでほととぎす今宵はともに月をめづなり
平成二十二年六月二十五日
13
光源氏様の「ほととぎす」にお返し...
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アユタヤにわれは生ききや石づみの寺に巣なせる鳥のさへづり
平成二十二年六月二十五日
8
本歌、高市黒人「古の人に我あれや...
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わだつみのダ・ガマもみずな喜びと望みのみねをこゆるあを浪
平成二十二年六月二十五日
10
喜望峰を「喜びと望みの峰」として...
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かくなとてかくも緩ばぬたまだすきうねりも妙の畑のをとめご
平成二十二年六月二十五日
8
R18。 あー、最近こんなんば...
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なつごろもきのふの雨をうし寅のわが里にこそ鳥の鳴くなれ
平成二十二年六月二十四日
8
本歌、喜撰「わが庵は都のたつみし...
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朝なさな掃くに塵なす身としればげに早起きは山門の徳
平成二十二年六月二十四日
12
朝方に切り替えつつある中で思い出...
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品格と賭博の土に四股ふめばむべ両国にすまひあるらむ
平成二十二年六月二十四日
10
「すまひ」(相撲)に「住まひ」を...
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君とたつわが名は天城こえにけりひとしれずこそいつも逢ひたれ
平成二十二年六月二十四日
11
本歌、壬生忠見「恋すてふ我が名は...
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しらまゆみおきふし君があまがみの歯跡のこしてクッキーの月
平成二十二年六月二十三日
9
「しらまゆみ」【枕】「おきふし」...
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さみだれの川にまかるる丸木舟きるよりさきの縄ぞむすばぬ
平成二十二年六月二十三日
10
無差別殺傷など決して許されるもの...
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たまくしげ身はこがれつつまどろみのさめんときにぞ白き雨ふる
平成二十二年六月二十三日
10
何をどう詠み込んだかはあえて申し...
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