芳立さん
のうた一覧
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筆はしる跡こそ佳けれ墨の色うすきばかりに文は透きつつ
平成二十二年九月二十九日
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私見では、大手紙の中で『産経新聞...
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いまの世に皇の名を宣りたまへ豊聡耳よ西の帝に
平成二十二年九月二十八日
8
同時に10人の民の訴えを誤りなく...
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言ふほどに沖つ白浪たちまさる一衣帯水互恵関係
平成二十二年九月二十八日
6
「白浪」=盗賊。
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汽車がみな時間通りに動かなきやなにも書けない西村先生
平成二十二年九月二十八日
9
列車ミステリーは、日本独自のジャ...
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君や聞くながめにことの音もなくふりゆく袖の涙なりとは
平成二十二年九月二十八日
7
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君の香を奪ふつめたき秋雨の夜はガゼボのうたも似合はず
平成二十二年九月二十八日
11
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ぬばたまにあかねに染めり東雲のひかりうつろふ君が髪いろ
平成二十二年九月二十七日
6
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雨の夜のこころは晴れずいたづらにひのきの香のみ閨にみちたり
平成二十二年九月二十七日
12
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わが袖の色だにひとはかけずとも今宵ばかりは思はせよ雨
平成二十二年九月二十七日
9
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湯を浴みてかへれる室のすずしさにやうやくおぼゆ秋のふけゆく
平成二十二年九月二十七日
11
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おともなき坂をのぼればいそのかみ古きめぞんの時とどめたり
平成二十二年九月二十七日
12
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たか空にとりのこされてひと声の死にぞこなひやつくつく法師
平成二十二年九月二十六日
10
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語りなばまことも嘘に染みぬべし君とうたさへ越えむ世もがな
平成二十二年九月二十六日
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生きながら碑となるわが胸にあざなふ蔦や君が黒髪
平成二十二年九月二十六日
9
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平熱にもどつた君がもう一度言つてくれるかいまの台詞を
平成二十二年九月二十六日
10
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秋の月冴ゆや嗤ふや咲くまじき花のかれぬと嘆くものかは
平成二十二年九月二十五日
10
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こころなき身さへたまにはあこがれる家族そろつてファミレスの秋
平成二十二年九月二十五日
11
たまには。
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週末のたびに混みあふワゴン車よ子供ゐるとてなにが偉いか
平成二十二年九月二十五日
7
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うしなはむこころとなるやひさかたの月のさやかに照る君が影
平成二十二年九月二十四日
9
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うしなへるこころはあらず去年の秋ふきたりし風こよひ身にしむ
平成二十二年九月二十四日
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