芳立さん
のうた一覧
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つぼみだに見えねどかすむ月かげにかねて心のうちさわぐころ
平成二十九年二月二十四日
12
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待ちゐればこずゑに鳴るやあづさゆみ春の疾風は吹きわたるかな
平成二十九年二月十七日
15
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青かりし草も枯れゆくわが身さへつひには花と咲き落ちぞせむ
平成二十九年二月十五日
13
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このチョコの味がちよつぴり苦いのはたぶんレンジが東芝のせゐ
平成二十九年二月十四日
10
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寒き夜の夢ばかりなる常春の国マリネラに北斎の海
平成二十九年二月十四日
10
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春あさき道をたづねてぬばたまの鴉の群れのしたを駆りゆく
平成二十九年二月十三日
9
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明星はしのぎ研がるやから風の吠え明かしてもまだあかぬころ
平成二十九年二月十一日
8
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いつ誰と何を約束したのかと考へてゐる雪がふるたび
平成二十九年二月十日
12
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椰子の実の香りゆかしや背より君をいだけば襟首にたつ
平成二十九年二月九日
17
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名ばかりの春もいく日か古利根の水面のひかりやはらぐと見ゆ
平成二十九年二月七日
17
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春立てば氷面こそとけね恋衣ひとへばかりはととのへぞせむ
平成二十九年二月四日
15
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下紐をゆふに北風もどるともたしかに薫れきぞの夜の梅
平成二十九年一月三十一日
8
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わがものと思ひのままにならめやも二十一グラムのたましひも
平成二十九年一月二十九日
5
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から風はなほ冴えながら大宮の氷川の杜に花のほころぶ
平成二十九年一月二十四日
15
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神さびやこれを世としてわれとして果てにし犬に白雪のふる
平成二十九年一月二十一日
6
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霜解けのつゆもたのめはせぬものをなにとて梅のつぼみふくらむ
平成二十九年一月十九日
8
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ふりゆくは限りあらじと惑ひをりひとよばかりの雪と知れども
平成二十九年一月十七日
11
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わが恋をしら雪ふれる道辻になにとてひとのくれなゐの袖
平成二十九年一月十五日
13
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また知らぬ男がそばに見をるらむ雪夜の閨に灯を消すさまを
平成二十九年一月十四日
6
David Foster, “W...
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いにしへの影のままにや月冴えて音も凍れる秩父路の滝
平成二十九年一月十二日
8
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