水上基さん
のうた一覧
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やわらかな西日に溶ける街々の輪郭あまく揮発してゆく
平成二十二年一月二十六日
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もう人に絶望したくないんです、と言い残して絶望は死んだ。
平成二十二年一月二十六日
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水槽は夜で満たされ無機物が繰り返す死を閉じ込めている
平成二十二年一月二十六日
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不条理はひとの俗世にのみ在りて朝のひかりはひとしく黄金
平成二十二年一月二十五日
2
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早咲きの梅にましろく宿りしは雪無き冬を惜しむ妖精
平成二十二年一月二十四日
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「雪も風も嵐も好き!」と少年の冒険世界は天も塗り替え
平成二十二年一月二十三日
1
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山茶花の濃紅、無血革命を恐るるなかれ冬の初陣
平成二十二年一月二十三日
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寒月にゆびさきの熱奪われて自動人形の苦悩を知るや
平成二十二年一月二十三日
2
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透明を窮めてむこうの世界まで 見える天にも不在なるひと
平成二十二年一月二十二日
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冷やかな目蓋の奥に水晶を埋めて夜半の夢はまじない
平成二十二年一月二十二日
1
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左手の指輪のくすみに此れまでの 溜息を聞く母の老いた手
平成二十二年一月二十一日
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夜を染める緑青に触れ毒されて帰路を違える満月の下
平成二十二年一月二十一日
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伸びるまま尖り過ぎていた左手の爪で背中に花を描いた
平成二十二年一月二十一日
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大空の蜘蛛が織り成す曇天は浄土へ続く梯子を下ろすか
平成二十二年一月二十一日
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