藍鼠さん
のうた一覧
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記憶上 あなたをなかったことにするくりかえしてはつまずくこころみ
平成二十二年十一月六日
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くちずさむ遠いむかしの恋の歌君ならずして 君ならずして
平成二十二年十月二十五日
3
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寝転んでいたい花降る夕暮れに夢でなければ会えないきみと
平成二十二年十月二十五日
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小夜更けに白く香るる花の名はハナゾノツクバネウツギといふらし
平成二十二年十月二十日
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かわいい花なので調べてみて…覚え...
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たはむれに散り敷く花を蹈みしだき木犀の香を道連れにせむ
平成二十二年十月二十日
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歌うしかない たった一日の恋さえも永遠にかえて思い出にかえて
平成二十二年十月十九日
2
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可惜夜にきみと笑ってさよなら、を。朝を待ちます。これからはひとりで。
平成二十二年十月十八日
2
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今日もまたきみをうしなう 夜明け前 なにも誰もがわくらばである
平成二十二年十月十八日
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きんいろの木犀だまりに立つときにかえらぬ日々のまぼろしをきく
平成二十二年十月十二日
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きんいろの木犀だまりに立ちひとりスポットライトごっこする夜道
平成二十二年十月十二日
5
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恋などを知らぬこころが乖離して架空の恋にうたをささげる
平成二十二年十月三日
3
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あなたとのやさしい記憶くりかえし思いだしては忘れたふりを
平成二十二年十月三日
3
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燃え尽きることを知らないきつね花恋に焦がれるごとき幻想
平成二十二年十月三日
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云ひ出せぬことばがいづれ星となりそのきらきらが屆く幻想
平成二十二年十月三日
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理由なんてない。君だけがいればいい。ぼくの世界を愛で占めよう。
平成二十二年九月十四日
3
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今はもうすっかり忘れ去られたる終わらぬ夏のかなしき話
平成二十二年九月十二日
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一日の終わりにひとつ夢想する「きっと誰かを愛する明日」
平成二十二年九月十二日
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どうせなら笑っていたいいつの日もさよならだけの人生ならば
平成二十二年九月十二日
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誰も彼も嘘吐きであるこの街は真情さえも手管のひとつ
平成二十二年八月二十八日
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洗街の雨ふる中を駆けだしてきみを攫ってしまいたい夏
平成二十二年八月二十三日
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