藍鼠さん
のうた一覧
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ぼくがもし声もことばもなくしたら涙ひとつで愛を語ろう
平成二十二年二月二日
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まっさきにとっさにでてくる罵倒語が「ど畜生」とはいかがなものか
平成二十二年二月一日
3
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目の届く範囲に子供がいる場合だけ信号守る小市民です
平成二十二年二月一日
2
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いいいいいいいいいい と し で いとし藤 指でなぞってにやけてしまう
平成二十二年二月一日
1
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いいひとのふりしてみせる自己顕示欲の強さにゆううつになる
平成二十二年二月一日
1
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夕暮れの影の長さを利用してあのひとの手をつかまえてみる
平成二十二年二月一日
7
妄想恋愛譚
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ばかでいい精一杯の虚勢で拭った涙かくしてわらう
平成二十二年一月三十一日
1
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ふと思うわたしをきらったあのひとは今のわたしをよろこびそうだ
平成二十二年一月三十一日
7
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「王子様お待ちしてます」姫君は夜の色さえ知らないままに
平成二十二年一月三十一日
1
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嘘吐きのかみさまならばほらそこに今日もごきげんいかがとわらう
平成二十二年一月三十一日
2
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出来心ついてはならぬ嘘をつき結局あとで後悔している
平成二十二年一月三十一日
1
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嘘吐きのかみさま今日も悪あがきやさしい嘘を考えている
平成二十二年一月三十日
3
かみさまのうそつき
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うそつきのかみさまたちのスローガンあらそいのないへいわなせかい
平成二十二年一月三十日
4
かみさまのうそつき
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行き先はオズの国ではないけれど駅から黄色い煉瓦をたどる
平成二十二年一月三十日
4
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ほんとうは嘘だよ さびしかったんだきみをなくした毎日なんて
平成二十二年一月三十日
1
きみとぼく
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たいせつなことばはやさしくささやいてピアニッシモでピアニシシモで
平成二十二年一月三十日
3
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今はまだ弱い心をひたしてる反実仮想の夢まぼろしに
平成二十二年一月二十九日
3
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ゆめみがち 時間を眠りにささげては今日や明日に目を背けてる
平成二十二年一月二十九日
2
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新聞を読めば心も灰がちになりてわろしとため息をつく
平成二十二年一月二十九日
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ほほえんで見知らぬひとに会釈して美貌の街をおよいでわたる
平成二十二年一月二十九日
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