恣翁さん
のうた一覧
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暁天の藍に染まりて 欄に懸かる羽衣 朝顔の咲く
平成二十七年八月十日
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銀漢 初めて移り 漏残せむと欲す...
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ギザギザの 鼠の齧り 残しつるチーズのごとき片割れの月
平成二十七年八月九日
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虫の音の途絶えて 暗き仏壇に 燭は蛾の翅に似て揺れにけり
平成二十七年八月八日
26
8月8日は立秋に当たると思うの...
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秣食む騒がしき音の 渦と化し 吾を呑み込みぬ 午睡の夢に
平成二十七年八月七日
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紅塵 席帽 烏靴の裏 想見す ...
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首筋ゆ 耳の付け根を伝はりて 丸鋸の悲鳴 髪を震はす
平成二十七年八月六日
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舞さん。拍手をいただいたのに、...
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生きながらピンに刺されて 震へたる白き蛾 嬲る女学生かな
平成二十七年八月五日
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何件かの、人を殺してみたかった...
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白蓮を偸かに採りし乙女子の 棹さす澪ぞ 浮き草に開く
平成二十七年八月四日
21
小娃 小艇を撑り 偸かに 白蓮...
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孫悟空 石すら産みし華果山よ いはむや 湫の濡つ陰をや
平成二十七年八月三日
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草の上を足で払へば 月光の雫 辺りに飛び散れるかな
平成二十七年八月二日
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乾きたる白き舗道に 今吐きし唾の 黒く沁み込むばかり
平成二十七年八月一日
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桟竹透かし 差し込む乳色の月に 追わるる普請場の闇
平成二十七年七月三十一日
15
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淡紅の絹で織られし酸漿の 吊り下がるがに 海月浮遊す
平成二十七年七月三十日
20
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泡沫は 無常の風の慰みに ふと戻りけり 空気と水に
平成二十七年七月二十九日
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生命のひと夏限りの狂躁を 大地の亀裂に沁み込ませけり
平成二十七年七月二十八日
17
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中天に月の移らひ 風吹くに 潜める則を人知らざらむ
平成二十七年七月二十七日
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月 天心に到る処 風 水面に来...
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葉を渡る風 息絶えて 太陽は 真昼の憂鬱深めたるかな
平成二十七年七月二十六日
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蝉の声 焦げつくごとく 繰り返し 湧き起こりては 消えてゆくなり
平成二十七年七月二十五日
23
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支へ来し身内の情を 基督の 葛の恨みと かくや曝さむ
平成二十七年七月二十五日
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戯れ歌です。
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幾度も 扇子のごとき漣の 渚に光り 押し寄せたりけり
平成二十七年七月二十四日
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志半ばの帰郷 明月の いつか照らさむ 錦飾るを
平成二十七年七月二十三日
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京口 瓜洲は 一水を間て 鐘山...
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