恣翁さん
のうた一覧
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座して待つ月読み低く 黒雲の腕に懸かる黄の髑髏
平成二十七年七月五日
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金曜の帰宅時に見た月を詠みまし...
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鵲の橋を待つがに 立ち尽くす蓮華の遺香 付き纏ひけり
平成二十七年七月四日
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別恨 深浦に抛ち 遺香 画橈を...
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西の方 獅子座の頭下げ初めて 北東に上る白鳥座かな
平成二十七年六月三十日
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狭霧烟るテムズに対し 公園の濃緑望む チェイン・ウォークに
平成二十七年六月二十九日
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花の前に 悲しき調べ奏でずて 酒酌み交はし 吾を送らなも
平成二十七年六月二十八日
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花光は濃爤 柳は軽明 酒を花前...
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ブンブンと蝿唸り群る 腐爛せし 石膏のごとき白き屍に
平成二十七年六月二十七日
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普通は詠まないようなテーマにも...
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雨に煙り 歪な鏡に映るがに モスクの屋根の上に マスト揺る
平成二十七年六月二十六日
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アンタレス 鋭く紅く輝きて 地平に近く はや移りけり
平成二十七年六月二十五日
16
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船の灯のちらつく 暗き水の上に影を倒して 艫綱解けり
平成二十七年六月二十四日
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夜の更けて 家路を急ぐ水夫の唄の 尽きせぬうちに 舟漕がれ去る
平成二十七年六月二十三日
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夜深くして 江月 清輝を弄し ...
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昏々と眠り長くがに 立ち籠むる ミルクのごとき北の海霧
平成二十七年六月二十二日
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兇暴な食欲の的の肉塊ぞ 燃ゆる木のごと 脂肪爆ぜける
平成二十七年六月二十一日
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水嵩の増えし川面の雨痕を スクリューの掻き 船尾灯消ゆ
平成二十七年六月二十日
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朽ちし樹の 複雑な虚の陰影を 蛞蝓這ふに 淫靡を覚ゆ
平成二十七年六月十九日
11
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稲妻の閃き 轟く遠雷は鈍く 物憂き繰言のごとし
平成二十七年六月十八日
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広ごれる闇の 円蓋低く見せ 礼拝堂は胎内思はす
平成二十七年六月十七日
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温室に入れば 椰子の重たげな葉に 熱帯の媚臭襲ひぬ
平成二十七年六月十六日
19
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青苔と土の匂ひに囲まれて 深山のごとく院仄暗し
平成二十七年六月十五日
18
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歌声を発し 干したる斗の酒の 朽ち木折るがに心を洗ふ
平成二十七年六月十四日
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長歌忽ち発して 涙迸落し 一た...
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直接のかかわり絶ちし東京を 颯爽と行く 吾は異邦人
平成二十七年六月十三日
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