恣翁さん
のうた一覧
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牛を追ひ 帰る牧童 懐ゆ木の実零れぬ 吾を拝せしかば
平成二十七年九月二十三日
17
牧童 客を見て拝すれば 山果 ...
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大きなる円の軌跡を 盲ひたる乞食や 沙に辿り続けむ
平成二十七年九月二十二日
13
とこしなへに 跛の盲が 大なる円...
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呼び声の 哀しく震へ響きたり 冥途の奥まで沁み透るがに
平成二十七年九月二十一日
17
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見世物師 人の頭の蛇を産ませまほしと 女とまぐはへり
平成二十七年九月二十日
12
人頭蛇を生ませてみたいと 思ひつ...
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三日月は 死を恋ふる詩綴らむと インクに浸れるペン先なるかも
平成二十七年九月十九日
18
青空はブルーブラック 三日月は死...
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秋桜は 花弁一つ動かさで 淡き光を散りぼはせけり
平成二十七年九月十八日
17
散りぼふ:散乱する
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乙女子は 己が汚れを 黒き血のダリヤにも見て 安堵の息吐く
平成二十七年九月十七日
13
血のやうに黒いダリヤを 凝視して...
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楊枝刺し 片眼瞑りて 根元まで 横筋交ひの唇に 煙草吸ふ
平成二十七年九月十六日
12
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誰ぞ 汽車に飛び込みつなる 願はくは 其の人 不労の吾子ならましを
平成二十七年九月十五日
13
よそのヲヂサンが 汽車に轢かれて...
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オナニーを覚えたばかりの猿のごと まぐはひ続くる男と女
平成二十七年九月十四日
7
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孕みつる彼女を疎み 差し昇る黄色き月に 唾を吐きたり
平成二十七年九月十四日
5
妊娠した彼女を思ひ 唾液を吐く ...
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戻りたる我が家は 書の逃げしまま 垣の根に 靴棄てられてあり
平成二十七年九月十三日
18
洪水被害、お見舞い申し上げます...
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心籠め 独り毒茸生やしをる森の枯木に 秋の陽沈む
平成二十七年九月十二日
13
森中の枯れ木は ひとり芽を吹かず...
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森閑と暮るる林に 相応しき茶色の粉を吐く茸かな
平成二十七年九月十一日
18
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美しき女に憧れ抱きつつ その白き肌 虐めてみたし
平成二十七年九月十日
13
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啄木鳥の敲き止まざる邪な音の 我が胸の森に響けり
平成二十七年九月九日
21
わが胸に邪悪の森あり 時折に 啄...
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地の虫の我は 出口を塞がるれば 精神的に窒息しけり
平成二十七年九月八日
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病的に黄の月 吊るす蛇口より 堪らぬ咽喉の渇き癒せり
平成二十七年九月七日
11
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呉と蜀を別つ岳陽 ゆっくりと陽の落ち 楼の帳戦がず
平成二十七年九月六日
13
洞庭の東 江水の西 簾旌 動か...
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数百年経ぬる大樹は 銀漢を堰止め 河道を支ふるごとし
平成二十七年九月四日
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