恣翁さん
のうた一覧
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鋤鍋に 糸蒟蒻ぞ 炎天の蚯蚓のごとく 焦げて残れる
平成二十七年十二月十二日
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姑の 終に危篤と聞きしより 枕辺の花 水替へてやる
平成二十七年十二月十一日
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病人は イヨイヨ駄目と聞いたので...
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空風に裾捲られて 忙しげに 歳末セールに人の群れけり
平成二十七年十二月十日
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溝溜めの底に あの夜の寒さこそ 捨てつる出刃と残りたるらめ
平成二十七年十二月九日
11
投げこんだ出刃と一所に あの寒さ...
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冬空は 染め抜くまでに青く晴れ 呑気さうなる千切れ雲ゆく
平成二十七年十二月八日
23
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悠々と 鉈豆煙管を 五徳にし叩きて 老の灰を落としつ
平成二十七年十二月七日
13
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並木にし LEDの灯の点り 年の瀬告ぐる御堂筋かな
平成二十七年十二月六日
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雨の中 後ろ姿を拝みけむ 道案内の媼の情に
平成二十七年十二月五日
18
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御堂筋の公孫樹の落ち葉 午後の陽に 旋風の巻きて 薄寒く舞ふ
平成二十七年十二月五日
18
昨日の午後、検診を終わって御堂...
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憾み消え 灰ならむずる能なしを 火鉢の縁の炭に見しかな
平成二十七年十二月四日
21
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すきま風に 炭の火勢の朱鷺色に 霜に染まりぬ 冬来たりなば
平成二十七年十二月二日
18
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眠りたる 稚き児を縊りたく 腕の疼ける この夕べかな
平成二十七年十二月一日
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此の夕べ 可愛き小鳥やはやはと ...
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汚れたる手拭ひに似て 分譲の招きは 棹に縒れ纏はれり
平成二十七年十一月二十九日
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店内の鴨居に貼れる短冊の赤 目に染むる中華街かな
平成二十七年十一月二十九日
21
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山際に 日暮れは 沼に礫しを投げつがに 波広げゆきけり
平成二十七年十一月二十八日
13
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剃刀の冷たき光に 瘋癲のごとく 鏡の我 微笑めり
平成二十七年十一月二十六日
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よく切れる剃刀を見て 鏡をみて ...
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軒下に垂れたる 白き暖簾より洩るる灯ぞ 糸雨照らしける
平成二十七年十一月二十五日
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気兼ねして 静かに俯く 痩せし背の 長き月日の旅思はせぬ
平成二十七年十一月二十五日
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笧に つれなき霜に血を染めて 流れもあへで 紅葉堰かれつ
平成二十七年十一月二十四日
18
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水郷の葦に 秋霜下りながら 寒月 君を千里照らさむ
平成二十七年十一月二十三日
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水国の蒹葭 夜 霜有り 月寒く...
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