恣翁さん
のうた一覧
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淡き灯や ウインクしたる横顔に 長き睫毛の翳落とすらむ
令和六年三月五日
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雨上がり 重き露置く槙を見る 遅き寝覚めに臥せる床かな
令和六年三月二日
14
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春雨の色を移すか 靄りたる 暗き火影の浴室の壁
令和六年二月二十九日
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竹林を 冷たく青に光らせて 忘れ降り頻く春霙かな
令和六年二月二十七日
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雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
令和六年二月二十三日
11
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真鍮の火箸描きし 灰の上の無意味な記号 慌てて消しつ
令和六年二月二十一日
15
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鐘の音は 暮色の迫る高殿の影の奥にや 鎖されぬらむ
令和六年二月十七日
11
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樅の木は 静かな枝を夜に張り はだれの雪を淡く残せり
令和六年二月十五日
12
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星屑が 夜汽車の音に包まれて 目蓋の闇を往き交へるかな
令和六年二月十日
10
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鮮やかな色の鱗の並ぶがに 波紋のごとく出づるマヌカン
令和六年二月六日
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ぱちぱちと鳴る切り炭の 薄青き焔を 茫と見呆けにけり
令和六年二月四日
13
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真夜中の月影寒く 窓に射し 素足のままの吾を照らしけり
令和六年二月二日
13
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陽の当たる縁の柱にもたれたる 直き背しは 若き日の父
令和六年一月三十日
12
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空気しは 結晶しぬがに澄み透り 鼻腔の粘膜ひりつきにけり
令和六年一月二十四日
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仄白く 低き家並の続く道 未明に凍てて横たはるかな
令和六年一月十七日
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雪の音を聞きつつ迷ふ 思ふこと 言はぬが花と弁ふべきを
令和六年一月九日
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思ふこと いはでぞただにや...
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吹き抜くる風に 枯れにし裏白の縮るる葉こそ 震へたりけれ
令和六年一月六日
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埋み火を熾せば 猫の声すなり 庭の椿は疾うに咲くらし
令和六年一月二日
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凩に波立つ水は ぎらぎらと 研ぎし鋼の閃湛へたり
令和五年十二月二十七日
13
歌会「水のうた」に投稿していま...
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昨夜の雪 けふは消ぬとも 風花の いつか根雪となる日の来べき
令和五年十二月二十二日
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