恣翁さん
のうた一覧
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衾抱く 気懈き朝 簾の外に 入り乱れ飛ぶ落花を見たり
平成二十八年四月十日
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半ば記し 記せざるは 夢覚めし後...
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熟寝せしを酒残る朝に 昨夜の雨 海棠濡らし 緑し増すらむ
平成二十八年四月七日
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昨夜 雨疎らに 風驟かなり 濃...
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ささくるる知覚を 優しく包み込み 全てを暈す 春の雨かな
平成二十八年四月七日
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破れ垣の鴉 日暮れを告ぐる庭 主なけれど 桃に花咲く
平成二十八年四月六日
24
小桃 主無きに 自づから花を開き...
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堀割の 煌めく波に散る花を 坐し数ふれば 帰るを忘る
平成二十八年四月五日
7
北山 緑を輸りて 横陂に漲る ...
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我が頬に触れむとすがに 花片の掠めて そっと闇に散りゆく
平成二十八年四月五日
25
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殉愛を果たし得ざりし十字架に 懲りずて 愛の海市彷徨ふ
平成二十八年四月三日
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福永武彦は私の好きな小説家です...
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舟繋ぐ古き祠に 雲垂れて 花盛りの樹下 潮満つるを看る
平成二十八年四月三日
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春陰 野に垂れて草青々たり 時...
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咲まひたる桜に吸はれ 呼吸する海市のごとく 我消えぬべし
平成二十八年四月二日
20
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陽炎に 乳房のごとき木蓮は 恋を含みて恍惚とせり
平成二十八年四月一日
23
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草を食む羊を 水面の白波と見しこそ 洋の謂はれなるらし
平成二十八年三月三十一日
23
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老友や 死の予感だに 共有を崩さで居らむ 冬のベンチに
平成二十八年三月二十九日
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只野ハルさんが詠まれた二首の、...
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婚ひの極みに 姿態は良がれるを 女の面 何どか悲歎に暮れむ
平成二十八年三月二十八日
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玻璃瓶に 愛しき裸虫身悶えて 這ひ回りたる夏の夕暮れ
平成二十八年三月二十七日
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季節感無視ですが、テレンス・ス...
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君が手の匂ひや 紐に残るらし 庭の鞦韆 黄蜂つつけば
平成二十八年三月二十六日
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・・・・・ 西園 日々に林亭を...
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中空に揺るる海市は 幻術に浮く ガンダルヴァの神殿とかや
平成二十八年三月二十五日
14
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毟られし蝶の骸に 意外なる残虐性を 幼子に見る
平成二十八年三月二十五日
16
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石山の岩肌の底 蒼白き光を帯びて 月宿すめり
平成二十八年三月二十四日
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春の夜の 草を枕の仮臥しに 月影冴えて葉の裏を透く
平成二十八年三月二十二日
19
春の野に すみれ摘みにと来し...
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梟は 月夜の森にぼんやりと 蒼き後光を羽根に纏へり
平成二十八年三月二十一日
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