恣翁さん
のうた一覧
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音立てで 屋根打つ雨滴 庇越しの森の翠に 暗く染みけり
平成二十八年六月二十五日
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一日かけ 粗塩に締め 運ばれし 若狭の鯖や 如何なりぬらむ
平成二十八年六月二十五日
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五月 鰣魚 已に燕に至る ・・...
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生乾きのシャツに アイロン当てて着る 底に雨気の 梅雨の晴れ間に
平成二十八年六月二十四日
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湿っぽきカーテン 重く揺らしては 廊下に響く ガジュマルのさやぎ
平成二十八年六月二十二日
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急雨 蕭々 晩涼を作し 臥して...
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鎮守社の石段に 散りし病葉の一つ一つぞ 蟹に見えける
平成二十八年六月二十一日
18
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海神の古人や 常世なる 寄り木の森に 想ひ馳せけむ
平成二十八年六月二十日
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片褄を 露に紮げて歩む闇 覗く腓の 霜と消えゆく
平成二十八年六月二十日
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朝靄を破る汽笛は 旅人の 孤独な眠りを 醒ますに足れり
平成二十八年六月十九日
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シカゴ港の写真から、イメージを...
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欄に凭り 目交ひを降る雨に 独り聞きけり 山鶉鳴くを
平成二十八年六月十九日
14
危峰 高く瞰る 楚江の干 ・・...
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パラソルを 左の脇に挟みつつ 地図の番地を 女は確かめき
平成二十八年六月十八日
20
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賽銭の 青く錆びたる五円玉 散りぬる 円き木の葉に似けり
平成二十八年六月十五日
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湾を抱く 連なる峰は 襯衣の襟 止むる釦ぞ リオ港なるらむ
平成二十八年六月十四日
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リオデジャネイロのグーグル写真...
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読み返す 妻の便りの短くて 「早く帰れ」と 書かれたるのみ
平成二十八年六月十三日
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江水 三千里 家書 十五行 ...
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張り切れる トマトの膚に 歯立つれば 赤き雫の滴りにけり
平成二十八年六月十二日
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露深く 草色に染まる靴先に 青芒こそ 影を沁むらし
平成二十八年六月十一日
19
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残雪や 漢の精の一しづく(悠々) 束の間愛でむ 涸れぬべければ(恣翁)
平成二十八年六月十一日
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「涸れぬと思へば」は「涸れてし...
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蒼き月に濡れたる靄を 纏ひたる松 海松冠り 這ふ蟹のごとし
平成二十八年六月九日
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他人の非を論ふ母れ 自らの潔くあれこそ 益荒男たらめ
平成二十八年六月七日
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・・・・・ 朝に千仞の崗に登り...
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山陰に 生ひ茂りたる根笹分け 角ぐむ蘆に 石楠花覗く
平成二十八年六月六日
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こぼれ雨 蓮の葉に似て 骨に張る油紙に バラバラ音を立てたり
平成二十八年六月五日
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開けば輪の如く 合すれば束の如く...
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