恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
逃がれえぬ死を受け容れて 現在をのみ 押し只管に 生き切りつべし
平成二十八年十二月五日
26
もっと見る
巧妙に 手で 印結ぶ弥勒仏 「俺の話を聴け」と迫れり
平成二十八年十二月四日
15
もっと見る
忙しく 農事に勤しむ若き嫁 化粧せずとも 可憐に美し
平成二十八年十二月三日
25
丁男 犢を草間に放ちて 嬉れしめ...
もっと見る
一陣の風に 豆幹 音立てて 野中の径を転がり去りぬ
平成二十八年十二月三日
24
もっと見る
夜回りの拍子木の音に 驚きて 淡く覚めぬる 獄中の夢
平成二十八年十二月一日
18
夜拆 驚呼して 夢亦た便く 昼...
もっと見る
水晶の 火を灯すがに輝ける 南天の実に 翡翠の影
平成二十八年十一月二十九日
15
もっと見る
仄白き夜霧 撒くがに流るれど 轍一条 薄赤く見ゆ
平成二十八年十一月二十八日
20
もっと見る
暫し 君 民の草葉ゆ覗かなむ 都翳りて 目曇らすれば
平成二十八年十一月二十七日
19
楼閣参差として 未だ燈を上さず ...
もっと見る
眼の下の 霧の海貫く山巓ぞ 大つ洋なる群島のごとき
平成二十八年十一月二十七日
24
もっと見る
這ひたるは 沙上の蟹か 桑の葉の蚕か 雨の雪になりぬらし
平成二十八年十一月二十四日
24
竹間の凍雨 密なること麻の如し ...
もっと見る
夢むがに 淡く掠れて 仄白き丹の大鳥居 慕はしきかな
平成二十八年十一月二十四日
15
もっと見る
庭に生ふる樹々を破れる月影の 頭上に落ちて 肌寒きかな
平成二十八年十一月二十三日
20
月色 林巒を破り 貧家 一灘を...
もっと見る
集めたる楓の落ち葉 焚き残り さらさらと 灰しめやかならし
平成二十八年十一月二十三日
23
もっと見る
喚く子を モンスケ婆の来つべしと 窘むらめや 風騒ぐとも
平成二十八年十一月二十二日
21
もっと見る
法堂に続く 障子の回廊を 澄みし共鳴 響き渡るなり
平成二十八年十一月二十一日
18
もっと見る
薄日射す障子に 屈め 菊活くる影を映せる 水仙の君
平成二十八年十一月二十日
24
水仙 秋菊 幽姿を並ぶ 挿して...
もっと見る
朧げな 疲労の重心 心做し 末梢神経系に移れり
平成二十八年十一月十七日
19
もっと見る
白き月 空を渡りて 軍場となりし沙上を 冷たく照らす
平成二十八年十一月十五日
21
・・・・・ 黄塵 古渡 飛挽迷...
もっと見る
稲荷社に祭れる 食を司る御饌津神 狐の縁なりけむ
平成二十八年十一月十三日
14
もっと見る
南向く廂の間へと 床移し 冬の日差しを一人占めせむ
平成二十八年十一月十三日
25
老態 年来 日々に添ひ 黒花 ...
もっと見る
[1]
<<
61
|
62
|
63
|
64
|
65
|
66
|
67
|
68
|
69
|
70
|
71
>>
[160]